売上を、減らそう。のはじめに全文公開を読んで、なんだか泣きたくなった話
noteを読みながら、朝からうるっときて、
140文字では書ききれなかった思いをnoteに書いた。
営業時間を伸ばせば伸ばすほど売上は上がる「だから頑張れ」。売上が落ち込んでいると「頑張れ」。元気がないと「頑張れ」。連休前も連休中も連休明けも、いつも「頑張れ」。
文書の後半にも書かれているが、今以上に、私たちはどこまで頑張れば良いのだろう?
働いている人、家事や子育てをする人、学校に行く人、ありとあらゆる場でみんな頑張っていて、もう限界ないんじゃないかな?ってたまに思う。
もちろん頑張ったら頑張った分だけ、結果に結びつく可能性も高いし、とにかく今は頑張らなきゃいけない!という場面もあると思う。
そもそも頑張ること自体を私は否定しない。
でも今、「頑張っている人に頑張れ」と私はこれ以上言えない。
これ以上頑張ったら。もっとやれば。その先に何があるんだろう?
心を壊したり、体を壊したり。
新卒の頃に頑張りすぎて夜中に泣き出して止まらなくなってしまったり、鬱々な日々を過ごした私には「もう頑張りたいとは思えない」
ちょっと待ってください。そもそも、なぜ会社は売上増を目指さなくてはならないのでしょうか。
ハッとした。
企業である以上、売上をあげること・拡大することが当たり前だと思っていた。
でも日々赤字を出さずに、従業員や取引先に支払いをしっかりし、会社が存続できるだけの売上をだす。
そこから先は何が求められるんだろう?
企業は人で作られているのに、その人が疲弊をしてしまってまだ作る売上ってなんだろう。
たくさん来られたお客様をずっとおもてなしし続けなければなりません。それでは、気持ちの余裕がなくなります。
働く人は、人なのだ。
何時間も何時間も、同じようにおもてなしをし続けるのは難しい。
忙しくなれば余裕はなくなるし、疲れてきたらもっと余裕はなくなる。
本当はギリギリまでいっているのに、「他にどうしようもできないから仕方ない」「頑張るしかない」そうやって走り続けている人は一体どれだけいるのだろう。
そしてそんな人たちに向かって、「もう頑張らなくても良いよ」と言ってあげられる人はどれだけいるのだろう。
仕事が終わって帰るとき、外が明るいと、それだけでなんだか嬉しい気持ちになりませんか?
早く帰れるのだから、いつも行けないあそこに行ってみようかな?
買いたかったあれを買いに行こうかな?
日常にちょっとだけ余裕が生まれるだけで、私たちの幸せは一気に上がると思う。
これまで「しょうがない」と思われてきたことを、変えていきたい。
今回の記事で一番刺さった言葉だった。
私自身、「しょうがない」とどこかで自分に言い聞かせてたなとも気づいた。
何が「しょうがなかった」のだろう?
どうして諦めてしまっていたんだろう。
私たちの日常をコントロールするのは私たち自身で、変えようとしなければ何も変わらない。そもそも変える気力すら失っていたら、何もできない。
そんなことに気づかせてくれた中村朱美さんの言葉たち。
すごく、すごく、大事なことに気づかせてくれた。
まずは昼休みに中村さんの本を買いに行くところから、私の「頑張らない」を始めてみようかな。
<追記>
売上を、減らそう。を読んだので、こちらも感想文書きました。