見出し画像

オレタチハブクラフト<やました・かきやま・のだのばあい>

こんにちは、エムコです!ついにHub.craftさんのお仕事場にお邪魔して、メンバーのみなさまにインタビューをさせていただくことができました〜!!ぱふぱふ🎉

集まっていただいたのは選び抜かれた精鋭メンバーのうち、
・Hub.craft 代表の山下 史(やました ふひと)さん、
・技術主任の柿山 俊春(かきやま としはる)さん、
・イラストレーター兼ウェブ担当の野田 和樹(のだ かずき)さんの3名。

今回のインタビューでは【他己紹介】の形式で、みなさんに質問をしてみました!
Q1. その方を普段どんな呼び方で呼んでいますか?
Q2. 初めて出会った時の印象は?
Q3. あなたからみてその人はどんな人ですか?
Q4. 何をしている時が一番楽しそうですか?

そして最後に、それぞれ
Q5. いま、一番やってみたいお仕事は何ですか?
を聞いてみました!気になる!

さてさてどんな人物像が浮かび上がってくるか、どんな思い出話が飛び出すか。終始笑いの絶えない楽しいインタビュー現場♬ ぜひぜひ最後までお楽しみください🙌

山下さんから見る柿山さんの場合

まずは山下さんから、柿山さんについてお伺いしました!

画像1

左:山下さん 中央:柿山さん 右:野田さん
(左にカットインしてるのは我が娘。とても温かく迎えていただきました)

Q1. 柿山さんを普段どんな呼び方で呼んでいますか?
山下「僕は、柿ちゃんと呼んでいます。」

Q2. 初めて出会った時の印象は?
山下「柿ちゃんは僕と同い年で、僕の中学校二年生の時のクラスメイトで、当時ずーっと一緒に遊んでいた5人組のうちの1人なんですよ。部活は違うけど、やるゲームが一緒みたいな。

そこから僕が大学生になってバイトを始めた時、柿ちゃんは真面目だし一緒にやりたいなぁと思って誘って一緒に始めました。僕は当時はげしくちゃらんぽらんで時間を100%守らない人間だったので、柿ちゃんに朝から起こしに来てもらってましたね(笑) 家も徒歩5分くらいの距離だったので。なので、当時から僕は迷惑をかけっぱなしなわけで…(笑) 」

柿山「モーニングコールというか、モーニングピンポン。電話でも起きないからもう行くしかなかったよね(笑) 」

画像2

Q3. 山下さんからみて柿山さんはどんな人ですか?
山下「そうですねー、凝り性だと思います。あ、あとあれですね、”課題は解決しないとスッキリしないタイプ”ですね(笑)  わりと今もこの空間(オフィス)の手前側でちょっとした雑談をするじゃないですか。これ(機械)ってなんでこういう機能ついてるのかなぁ〜、とか話してると、後ろから『それは○○で●●らしいよ』とか答えてくれる。それを僕らは【カキペディア】って呼んでるんですけど(笑) 

そしてそういう凝り性だったりちゃんと調べて答えに自分でたどり着くところが、仕事上でもものすごく助かっています。今こんな状況なんだよねー、と伝えれば『わかったじゃあ調べてやっておくわ』と、ちゃんと対応してくれるんですよね。今ちょうどメインでまかせている仕事が、定点記録というものなんですけど、それって他所様のところにお邪魔してそこの安全の保障や管理も含めてやらなくちゃいけない仕事なんです。そんな長期スパンのお仕事であっても、安心して細かいところも含めてお仕事を任せられるのが柿ちゃんですね。

あと、何でも、ないものはDIYで作ってくれるんですよ。例えば直射日光が当たって中にあるカメラがおかしくなりそうだってなったら日除けをつくってくれたりとか。そういうところもすごく頼りになります。」

ー 何を頼んでも1から100まで安心ですね!

山下「本当ですね。ちなみに、うちはあんまり肩書きにこだわりはなくて、僕も"社長"っていう肩書きがあんまり好きじゃないんですけども、つい先日までうち社長の次のポストが"主任"だったんですよ。編集の岡部くんなんですけれども。うちにおける"主任"って、まさに「主に任せる」から"主任"なので、そういう意味では柿ちゃんに技術系は「主に任せている」から、対外的に柿ちゃんを"技術主任"って呼ぼうと。じゃあ柿ちゃんが主任になるなら、岡部くん、"部長"あたりになっとく?ってことで、彼は部長に昇進したという柿ちゃんの"技術主任#の肩書きの裏話があります(笑) 」

Q4. 柿山さんは何をしている時が一番楽しそうですか?
山下
「柿ちゃんは、昔レースのゲームやってるときが一番楽しそうだったので、車系の仕事いただいた時は必ず柿ちゃんに任せるようにしています。そういう仕事と趣味の境目のようなことをしているとき、『あっ、楽しそうにしてるな』って、思いますね(笑) 」


柿山さんから見る野田さんの場合

次に柿山さんに、野田さんのことをお伺いしました!

画像3

Q1. 野田さんを普段どんな呼び方で呼んでいますか?
柿山「野田くん、か、かずちゃん、ですかね。」

Q2. 初めて出会った時の印象は?
柿山
「野田くんと最初に会ったのは、映画(2018年新鳥町商店街まちおこし企画「どっこいしょフィルムプロジェクト」)の時かな?」

野田「そうかもしれないですね。もともとHub.craftの今のオフィスは最初、株式会社プロモートウェブさんと肥後ジャーナルさんと一緒のシェアオフィスだったんですが、その2社さんがこのオフィスをでて独立されるというタイミングで入れ替えで僕ら(野田さん・柿山さん)がこのオフィスにきたのもそのころだったので、そのときが最初でしたね。」

柿山「野田くんは、このプロジェクトのクラウドファンディングの頃から参加しているのでかなり長く参加していましたね。僕があのプロジェクトに参加したのは、撮影の一週間くらい前、撮影助監督を探しているということで急遽アサインされました。ちょうど自分も会社を辞めてフリーランスになったところで、どんな仕事でもやってみようということで引き受けました。」

ー そんな中、初めてお会いした野田さんの印象は?
柿山「そうだなぁ…、…痩せてるな、と(笑) 」

野田「だいたい、みなさんからそう言われるんですよね(笑)  友達と会うときも、毎回『痩せた?!』って聞かれます。変わってないのに(笑) 」

山下「結構たくさん食べるんですけどね…なのにぜんっぜん太らない。」

柿山「いつもコーラばっかり飲んでる。僕らは炭酸水とか、太らないように気をつけて飲んでるのに、その横で。」

野田「申し訳ないなーと思いつつ…(コーラ飲んでます)(笑) 」


画像4

Q3. 柿山さんからみて野田さんはどんな人ですか?
柿山
「彼は、自分よりもマルチな才能のある人だと思います。写真をやっていて、絵も描ける。自分は絵が描きたかったけど描けなかったから写真をやりたいと思ったんですけど、彼はどちらもできるのですごいなあと。僕はもともとゲームが好きで、ゲームに関わる仕事がしたくて本当はプログラマーとかになりたかったんです。でもてんで数学がダメで。浮動小数点って言われて、『なんで浮くんだ?!』みたいな。そこで引っかかっちゃいましたね。」

ー 野田さんは、イラストを手書きで自分で描かれているんですか?それともパソコンなどのグラフィックですか?
野田「僕は昔からチラシの裏にずっと絵を描いている子供だったので、今も自分で絵を描くことが好きです。そこから大学は福祉系を出た後に紹介でデザイン事務所に入り、ホームページのデザインなどを学びました。そこから独立させていただいてからは、絵をもっとやりたいなと。そこで学生の頃からバイトをしていたカメラ屋さんに腰掛けつつ、山下さんにお仕事をいただきながら生活をしていました。そこで先ほどお話があった、このオフィスが開いたタイミングで山下さんに一緒にやらないかと声をかけていただいたのをきっかけにこちらに事務所をうつして、徐々にクリエイティブなお仕事に重点をおき、今年2020年の3月いっぱいでカメラ屋さんを辞めて完全に独立してこれから、というところでコロナがきまして…」

山下「でもコロナ中一番忙しかったのは彼ですね」

野田「記録用の写真を撮りに行ったり、映像にイラストを描くお仕事だったり、行政のパンフレットのお仕事だったり…」

ー なるほどこれはマルチな才能ですね…!

柿山「うちの年賀状毎年描いてくれているのも彼です」

ー 年賀状!?このnoteのヘッダーで使わせていただいているこれですね?!

ハブクラフト

野田「はい。一番最初2017年が当時のメンバーの山下さんと岡部さんの似顔絵を使ってメタルギアソリッドのオマージュ作品に仕上げました。翌年2018年がジョジョ、そして2019年がAKIRAに、今年がスターウォーズです(笑)  だいたい毎年10月くらいから今年は何にしよう…っていう話になるんですが決まらず、だいたい毎年11月半ばくらいにすれすれになって描き始めています(笑) 」

Q4. 野田さんは何をしている時が一番楽しそうですか?
柿山
「それはもう野球ですね。野球を見てるとき。最近はずっと画面の左側に野球の練習試合の中継を流しながら仕事してますね。野球中継を見て、僕が持ち込んだプレステ4でパワプロして。」

野田「フリーのいいところって、お仕事さえちゃんとしていれば、その間って何やってもいいかなって…(笑)  」

ー 応援している球団はありますか?
野田「僕はずっと父が長嶋茂雄のファンだったので、僕も巨人ファンですね。あっちなみに、ここにプロ野球カードがあります。」

(といって玄関横の棚の壁を見せてくださるとそこにはプロ野球チップスについてるカードがぎっしり!ひとりひとりの「好き」がすぐそこにある。なんて素敵な職場!)

画像8


野田さんから見る山下さんの場合

そして最後に、野田さんに、山下さんのことをお伺いしました!

画像7

先ほどの写真と同じ構図ですがフォーカスが違うのですよ😆

Q1. 山下さんを普段どんな呼び方で呼んでいますか?
野田
「山下さん、とずっと呼んでいます。」

Q2. 初めて出会った時の印象は?
野田
「僕た大学出たくらいの頃に何人かでグループを作って、作詞・作曲して、イラストをつけて動画にして公開するといった同人活動をしていたんです。その時グループにいたメンバーのご縁で山下さんが当時されていたUstreamの番組に出ないかというお話をいただき、その時配信とカメラを担当されていた山下さんに初めてお会いしました。」

山下「僕は当時ラジオ局での業務でUstreamをやらなくてはいけなくなっていて、でもスタジオ設備を使おうと思うと本放送でしか練習をすることができなかったので、練習のため何人かで個人の道具を集めて自分たちでUstream番組を作ろうと。当時20代後半くらいだったので、おっちゃんばっかりだと楽しくないよね、ということで当時Twitterで見つけた女子大生の子に『好きなことやっていいから番組やらないか』と声をかけていろんなゲストを呼びながら番組をやっていました。」

野田「今でいうYoutuberみたいな。そこのゲストとして行った時に初めてカメラを構えた山下さんを見て、その時はもう『ああ、ほんとの現場の方だな・・!』と。

その山下さんを紹介してくれた友人が、僕がそういった制作などを仕事にしたいと思っているということを山下さんに伝えてくれて、前の事務所にいた頃から遊びに行かせていただいたり、お仕事させていただいたりしています。お仕事は結婚式のDVDのパッケージデザインとか。お二人の似顔絵をイラストを書いてデザインしたり。イラストだと自分で書いているので著作権も気にしなくていいですしね。」

画像9

左:結婚式のパッケージデザイン 右:年賀状イラスト by 野田さん

ー 野田さんはWEBも作られるんですよね?
野田「そうですね、もともとWEB系のデザイン事務所に居たので。WIXなどを使って作ることができます。ただ、僕も柿山さんと同じで、数学とか苦手なのでコーディングとかは無理なんですが(笑) 簡単なホームページが必要という方には、ビジュアルメインで安くお手伝いさせていただいてます。」


Q3. 野田さんからみて山下さんはどんな人ですか?
野田「いつも思ってるんですけど、すごく『情』の人だなあと。筋を通してくれるし、筋を通せばわかってくれる。もう7年くらいお世話になっているんですが、そこはしっかりしなきゃなと気をつけているところではあります。」

ー 筋を通してないとお叱りをうける・・?
野田「いや、怒られたりしたことはないです。思ってらっしゃることはいっぱいあるかもしれませんけど・・(笑) 」

山下「いや(笑) ないないない(笑) 」

野田「でも、本当にそういう筋を通すといったことには気をつけています。山下さんは本当に義理堅い方なので。」


Q4. 山下さんは何をしている時が一番楽しそうですか?
野田
「山下さんは、"面白そうだな"って思うことへの食いつきがすごいです。がっと。がっと前のめりになります。以前展示会をやりたいっていう話をぽろっと言ったら、『おう、なんだそれは、もっと聞かせろ』みたいな感じでぐぐっと(笑) いや、こういうのをやりたいんですよね、と話したら『なんだそれおもしろそうじゃん、かませろ』って言って、すぐにいろんな人に繋いでくださって、物事をいい方にいい方に進めてくれました。『おもしろそうだな』って思うことに出会って、どんどんどんどんそれを成長させるように動いてくださっている時が、楽しそうだなって思います。」

ー 山下さんは、どんなことに対して「おもしろそうだな」って感じられるんですか?
山下「そうですね、なんか今ある枠組みの中から一歩はみでようとしているものに対してものすごく興味を持ちますね。さっき野田くんが話していた展示会についても、ものすごく長い歴史がある展示に対して九州で唯一のスピンオフの展示会をやろうと、そういった話をしていたので興味を持ちました。

僕らのみんなの共通事項は、全員、何かから"はみだしてきた"ってことなんですよ(笑) 全員既存の会社からはみだしてきた人たちがHubなので、なんかそういうはみだしてくるような人やものごとに興味が湧くのかもしれないです。そういうところに勝手に可能性を感じてしまう。

ただ『これをやりたいんです』っていうのは、『うん、やったらいいじゃん』っていう感じなんです。でも型を知っていてかつそれを破ろうとするというのが"型破り"なので、例えばちゃんと組織に所属した経験がありながら、そこから自分なりのやり方で独立して型を破ってフリーになるっていうのは覚悟もいるし、応援したくなりますね。企画などでも、ただこれやりたいです、よりも今までがこうだったんですが、新しいこんな違うチャレンジをしたい、と言ったほうがピンときますね。そういう新しいチャレンジの立ち上げのところに自分も居たいというのがあります。」

柿山「あとあれですね、山下くんは、戦局が不利なところが好きですね(笑) 」

山下「信長の野望みたいなゲームよくやるんですけど、一番弱いところばっかりやるんですよ(笑) 弱いところから一番強いところにかみついてそいつやっつけて一矢報いたら満足してやめます(笑) 全国制覇はしない、そういう感じです(笑) 」

ー なるほど、山下さんがつくことで、戦局がひっくりかえるんですね!
山下「そういう狙い方で僕のところに来る人も居ますね。 時間がない!お金がない!でも目標は成し遂げたい!熱意もある!そういう場合、僕もゴールはさせます!やり方は考えます!っていう感じで(笑) 

お仕事いただくときも、やっぱりそこの熱量は大事というか、経営者としてもしかしたらダメかもしれないんですけれども(笑) お金がなくても熱意があるなら、じゃあ、何ならだせる?と。人なのか時間なのか。そいういうところがお互いマッチすれば、やりましょう、と。」


ハブクラフトってこんな人たちなのです!

オレタチハブクラフト_アートボード 1

とにかく印象的だったのは、終始みなさんの雰囲気が最高にあたたかくて笑いの絶えないインタビューだったこと!私が山下さんとお話しているときに野田さんが娘をあばばばばーとあやしてくださっていたり、共通の思い出話に盛り上がってみたり。それぞれがスペシャルスキルをもつクリエイターが集まるHub.craftは、想いを持つチャレンジャーのみなさんにとっての心強い味方!これからHubさんたちがどんなプロジェクトに関わっていくか、またまた見逃せませんね。

さてさて。ここまで6800文字ほど書いてきましたが、気づかれたでしょうか。そうなのです。Q5. いま、一番やってみたいお仕事は何ですか?が書かれてない!(笑) 

実はお話が盛り上がりすぎて今回描き切ることができなかったので、次回「オレタチハブクラフト〜番外宇宙編〜」にてそちらも合わせてお届けします♬ 乞うご期待!🙌

みなさまインタビューへのご協力、本当に本当にありがとうございました!


写真:保田有希(Alto Pics
インタビュー・文:谷本明夢
アシスタント:Shuka Kitajima


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?