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大好きなもの2つ〜ある日のマメルリハ

2022年2月17日。予想最高気温は5℃。今年一番の寒波で日本海側は大雪の寒い日だったが、私達が住む地域の天気は良好だった。仕事が休みだった私は、近くの梅園に行ったり、最近発売した桜のお茶やお菓子を買いに行ったりしようとスマホでルートを確認していると、籠外活動中のシャルが私の手に飛び乗ってきた。

人間のぱぱ(弟)大好き

シャルは私のスマホ画面をくちばしでつついてみたり、カバーをかじろうとしたりするのでスマホをシャルから離した。しかし、はたと気づいて数少ない人間のぱぱ(弟)の写真一覧を出した。

シャルは食い入るようにぱぱを見つめている。しかも「ピュルルル♪♪」と小さくうれしそうに鳴いて、肩をひゅっとあげた。シャルが人前でなかなかしない、めちゃくちゃ嬉しいときのしぐさだ!

最近の鳥嫌いの私とシャルの関係性は「ただの同居人」。そのため、私からシャルにも基本的に用はないし、それはシャルも同様だ。そのため私の手に飛び乗ってスマホに用事があるということは、弟の画像が見たいのかと思ったのだ。シャルはスマホ画面を人間の指や、シャルのくちばし、足が触ると画面が変わること、そして弟の画像が見られるアイテムであることを経験上知っている。さすが5才。

何枚か見せているうちに、リラックスモードに入ったシャルはそのまま毛繕いを始めた。そして毛繕い中にもう1回さっきのめちゃくちゃ嬉しいときのしぐさをやっていた。

シャルよ、こんなに想っているのになぜ本人が来た時に甘えないんだ・・・

過去せっかく会えたのに甘えなかったことについては以下をどうぞ。

その後シャルが鳥用アスレチックに飛び去ったら、「落とし物」の一部が私の指についており、一瞬怒りがこみ上げた。一瞬で済んだのは、戻ったアスレチックの着地点に大きな「落とし物」本体があるのを母がすぐ見つけて、一応私に気を遣ったことが判明したからである(シャルは人間が手や服の上で「落とし物」をされるのが嫌いなことを理解しているので、腹を立てた時は遠慮なく落としていく)。

ぱぱの顔を見せてもらったし、毛繕いでリラックスしたし、ついでにシャルの足も私の手で温まったので、満足したのだろう。そこに落とし物をするような嫌がらせをしてはいけない、と考えただけ良しとしよう。

ひなあられ

ひな祭り前の時期になると、ひなあられが売られている。母が好きでよくつまむのだが、今年も例によって買っていた。私がいない時に、母が持っているそれを目ざとく見つけたシャルが飛んで来たそうだ。シャルが唯一口にする人間の食べ物である。この日も母に下手したて に出ながら一粒せがんでもらっていた。

昨年シャルは偶然(人間の不注意でもある)、ひなあられの味を覚えている。シャルは人間の食べ物が落ちていようが、くちばしのそばに持って来られようが、決して食べない品行方正(?)なマメルリハである。しかしひなあられはシャルの餌の一部に形状が似ていて、間違えて食べてしまったのだ(人間の管理不足は重々承知している)。シャルは今まで味わったことのない甘みにびっくりしていたらしい。

その後ひなあられがあるのを知っているうちは、毎日一粒だけ丁重にお願いに来てもらっていた。他の餌が欲しい時は横柄な態度だが、ひなあられは特別らしい。

※※インコを愛する人は決してマネしてはいけません※※

※※インコの健康に悪影響で、老化も早くなります※※

※※身体に悪いものを摂ると早く老けるのは人間もインコも同じです※※

不思議なのは、今年も一粒だけでおかわりは要求せず、ひなあられの直後にえん麦を食べるシャル。一粒にする分別と整腸作用のある餌でバランスを取っているのだろうか・・・


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