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マメルリハインコと動物嫌いの私の地獄の留守番(予告)

以前から母の目の調子が悪く、定期的に通院し経過観察をしていたが、数日前から急激に進行したので、もともとの通院日より2週間繰り上げて病院に行くことに先日なった。

当初の予約と急に予定が変わったため、病院から指定された時刻は朝一。逆算すると普段より2時間早く起きないといけなかった。これに伴い我が家のマメルリハ・シャルの起床も2時間早まり朝7時。いつもは、シャルが「ピピッ!(起きる!)」と鳴いてから鳥籠の遮光カバーを外してもらって一日が始まるが、この日は早く起きることになってしまった。

シャルも私と母の身支度の様子から、またもや嫌いな留守番をしなくてはいけないことを察していたが、スーツケースやボストンバッグを持っていないので、長い留守番ではないことも気づいており、絶望の表情はしていなかった。

そして病院で診てもらった結果、症状が進行しているため母は入院と手術をすることが決まった。

もちろん我が家にとってこれは一大事だが、マメルリハインコのシャルにとっても一大事である。普段シャルの世話をしている母が約1週間いないのである。つまり消去法でシャルの命は鳥嫌いの同居人である私に委ねられる!

改めて言うが、鳥嫌いの私は普段からシャルの世話はしない。したくない。母の調子が悪い時だけごく稀に代行することはある。シャルも私より意思疎通が確実な母の世話を好む。そんな私とシャルだけで留守番という状態は、たしか5年ほど前に母が1泊2日の外泊をした時のみ。お互い地獄である。

通常2回通院して行う術前検査や入院の手続きを1日で済ませないといけなかったため、私と母は帰宅まで半日以上かかった。シャルはさすがにそこまで帰宅が遅くなると思っていなかったらしく、人間たちが帰るなり鳥籠から出たいアピールが始まった。

シャルの望み通り、籠外活動(=放鳥)をさせていたものの、私も母も入院のことでいろいろやることがあり、シャルにはあまりかまうことができなかった。そのためシャルはすぐ、鳥籠に帰ると言い出した。

その後洗濯機を回しながら、疲れていたので眠っているとシャルがけたたましく鳴き出した。たたき起こされて何事かと思っていたら、いつもの「洗濯がもうすぐ終わる」という合図だった。シャル様は我々の疲労がお見えにならない。

無視して眠り続けた後、今後シャルと私だけになった時に面倒なことになるとイヤなので、「さっきは(洗濯機が終わると)教えてくれたのにごめんね、どうしてもきつかったの」とシャルに私から言った。

するとシャルは「ピピッ!」とフラットなトーンの返事をした。しかしその後すぐ小さくブツブツ何か言っていた。はー!生意気!!

来週はそんな調子の動物嫌いの私、そしてマメルリハインコのシャルだけという非常に危険(お互いストレスなので)な共同生活の様子をお届けすることになりそうだ。

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