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マメルリハの絶妙相槌集~おそらくVol.1

動物嫌いの私と同居しているマメルリハ・シャルが、人間の会話に絶妙な間、絶妙なトーン、絶妙な鳴き方をして入ってくる例を紹介する記事をいくつか書いていたことがある。

最後に記事を書いてから季節が移ろっても、そんなことは関係なくシャルは相変わらず人間の話に入って来る。いくつかネタがたまったので、まるで会話が成立しているかのような絶妙な鳴きの相槌を紹介したい。

イヤだよっ!

2022年9月17日。
いつも買っているシャルの餌のうち、カスタムラックスの値上がりに困っていた母。息子(私の弟。シャルの真の飼い主。)にそのことを電話で愚痴っていた。すると弟は「稗と粟で」と言い出した。いずれもシャルがあまり好まない餌である。弟がそう言ったまさにその時。

ピピピピッ

警告するような鳴き声を発したシャル。稗と粟の食生活はお断りらしい。ぜいたくなマメルリハめ。

まねしてみた

2022年11月3日。
シャルはもともと窓やカーテンを閉める時「キー」「シャー」のような生活音のまねを好む。芸が微妙すぎて「映えない」し冴えない。まあ、それもそれでシャルの個性だから仕方ない。

そんなシャルは、母がアリが歩く様を「トトトト」と言葉で表現したその時。

ピピピピ

母の「トトトト」と同じ音程とリズムでシャルがまねしていた。人の口真似をしたのはこの時くらいではなかろうか。

ほんとそれ!

時々我が家には近所のお宅からたばこのにおいが漂ってくる。おそらくベランダや窓辺で喫煙しているのだろう。私は嫌煙家だが、母はもっとそうだ。

母「たばこのにおいはイラっとすんのよ💢」
シャル「ピッ💢」

シャルもなの?母のイラっとしているトーンと同じトーンだった。たしかにシャルの鳥籠は日中窓辺にあるから困るよね。

そうだぞっ!

年明けて2023年1月6日。
私は料理が嫌いで、できない&しない。一人暮らし中は多少自炊したが、母(とシャル)が同居するようになってからはまったくしていない。結果、母の栄養バランスを考えた食事のおかげで私は健康を保てている。体力のないポンコツは、摂取した食べ物による身体への影響が出やすいのだ。

と言う話をしていたところ、母が言った。「私がご飯作らないと(私が)死なないまでも(体調が悪くて)苦しんで生きることになるわね〜」

ピピピピッ!

殺意が芽生えるマメルリハの相槌。母は「そうよね~?シャルもそう思うわよね~?」と言い出す。2対1の構図。

今年もシャルは生意気で絶好調。

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