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マメルリハインコと動物嫌いな私の地獄の留守番~Day1

先週予告した通り、母の入院日を迎え、我が家のマメルリハ・シャルと動物嫌いの私だけの同居生活が始まった。初日からいろいろあった・・・


いつもと違う朝

母と私は少し早起きして、病院から指定された時間に間に合うように用意をしていた。シャルも少し早めに起こされた。外は晴れていたので、鳥籠をシャルお気に入りの窓辺に移してやり、シャルが望む朝のルーティンがしっかりこなされ、その時シャルは満足気にリラックスしていた。

長い留守番の象徴であるスーツケースとボストンバッグがシャルから見えるところにあったが、持って行く予定のないボストンバッグを空にしたまま置いておいたのは、今思えば母の深謀遠慮だったのだろうか・・・これを見ていたためか、シャルはいつもと違う朝でも、スーツケースが目に入ってもまったく動じずに落ち着いていた。

しかし母が着替えだしたり、まだ鳥籠から出してもらえないはずの時間なのに出してもらえたりしたので、ちょっとだけ身体を細くして身構え始めた。出発の時間が近くなって鳥籠に帰されると不安げな目でこちらを見つめてくる。以下記事のように絶望の目はしていなかったが。

私と母は不安な目を向けてくるシャルに、事情をきっちり説明して家を出た。全部はわからないだろうけど、しっかり説明してもらった事実が賢いマメルリハには必要らしいとこれまでの経験上わかっていたからだ。

文句タラタラの夜

母を病院に送った後、私は仕事で会社に行った。帰宅したのは夜8時すぎ。普段母と一緒に在宅しているシャルは、この時間までに籠外活動(=放鳥)が2回以上、さらに母にかまってもらってのびのびと過ごし、既に就寝しているはずだった。

シャルに帰りが遅くなったことを詫びながら、すぐに籠から出して、籠外活動時に過ごす鳥用アスレチックに連れて行った。籠外活動できると分かったシャルは、大きな鳴き声で日中の留守番に対する不満をキーッ!!ピーッッ!と言い始めた。

シャルの怒りを受け止めて、いちいち詫びていたらザッザッと鳥用アスレチックにある餌を必要以上に音を立ててシャルが漁って食べ始めた。

シャルの就寝時間が遅れるといけない、と思って自分の夕飯も食べずに面倒見ている私偉い!と自分を励まし、シャルの籠外活動を見守りながら母に電話した(入院中だが通話OKと確認済み)。

スピーカーホン状態にして、母からシャルに呼び掛けてもらった。最初のうちは母の声を聞いてもシャルは無視していた(生意気!)が、母がシャルの気持ちを汲んで呼び掛け続けていたら、ほどなくしてキーッ!!ピーッッ!と怒りを伝え始めた。

シャルの怒りの鳴き声は、母にも聞こえたようで「怒ってるね~」と言っていた。

初日から育鳥ノイローゼ

電話が終わる頃、シャルは窓辺にある鳥籠の上に戻って行った。今度は鳥籠を暖めるべく就寝時の暖房のそばに移動させろという指示だった。

鳥籠を動かして、シャルが鳥用アスレチックで餌を食べている間に自分の夕飯を準備しようとしたら、私が台所に行った途端に呼び鳴き開始。しかたなくシャルのところに戻ると、黙って鳥用アスレチックで餌を食べ始めた。「俺を見ていろ」ということらしい。

普段は母に対してこれをよくやっていたが、母がいない今はこの動物嫌いに要求している・・・!

しばらくして台所に戻ると、同じように呼び鳴きされた。すぐに行かないと頭に飛び乗られ、また鳥用アスレチックでシャルを見ていることを要求されてしまった。

シャルが満足するまで見ていたら、空腹で私が倒れるわ!と思い、嫌がるシャルをいったん鳥籠に入れ、自分の夕食の準備を整えた後、再度シャルを鳥籠から出した。鳥用アスレチックがある居間で私も食事をしていたら、シャルも納得したらしく鳥用アスレチックで餌を食べていた。

本当は私は放鳥中は食事をしたくないんだが。食後にはシャルの頭や首筋を撫でさせられ、ビタミン剤入りの水を準備させられ、そこまでしてやっとシャルは鳥籠に帰ってくれた。そういえば、この一連の動きは母が普段シャルにやってるやつだ。

勘弁してくれ。マメルリハインコの寝かしつけ面倒くさい!それともこんな面倒くさいのはうちのシャルだけか?!

明日の夜は自分の夕飯を準備してから、籠外活動させようと決意した。まだ1日目にしてもうイヤ〜

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