可愛い子には旅をさせよ 賢いマメルリハにはいろんな遊びをさせよ④
蓋を開ける
今年3月の終わり頃から我が家のマメルリハ・シャルがハマっていた遊びである。以前の記事でも少しずつ紹介していたものだ。
鳥籠の脇に置いてある麻の実ケースをつつき回して開けようとする遊びで、なぜかちょっとずつ蓋が緩んでいき、最終的に開けた。以下がその経過について記事冒頭で触れたことがある記事である。
まだ開けてなかった頃↓
本命とは別のケースを初めて開けた瞬間↓
4月27日 ついに開栓!
開けたら開けたで蓋を落としてそれを転がして遊ぶようになる↓
一連の遊びに付き合わされる動物嫌いの同居人の話が以下最後の方。
最終的に蓋を開ける遊びが日課となっていたので、延々蓋を開けて(そして人が閉め直して)遊んでいた。上記記事に書いたように、鳥籠の脇で蓋を開けて、蓋を畳の床に落とし、それを追いかけて転がして遊ぶのが流れだった。
そのため、ついに肝心のケースの中身であった麻の実を母がかなり抜いてしまったが、それはそれでケースごと床に落として遊ぶようになった。その様子を珍しく動画撮影させてくれたのが、以下である(さらに2つ連続で数十秒の動画付き)。
そして最終的に開け切ったのが、冒頭画像である。色んなパターンで素早く開けられるようになったらしく、7月に入ってからはあまり蓋を開ける遊びはしなくなった。
困難を達成して満足してしまったらしい。
こうして3ヶ月あまり続いたブームは終わりを告げた。
ペットボトルの蓋サッカー
母がシャルに新しい遊びをさせようと試みたのが、「サッカー」だった。シャルの母親鳥は、ペットボトルの蓋を追いかけてサッカーをするのが、気が狂ったように興奮するほど好きだった。
シャルはどちらかと言えば、母親似でペットボトルの蓋が興味の対象になるアイテムだった。もう少し幼い頃は、鳥用アスレチック内のフォージング(餌を探す遊び)に使っていた。
ちょうど麻の実ケースの蓋を開ける遊びが廃れ始めた頃、ペットボトルの蓋に興味を示したので、母がシャルの母親鳥と同じ遊びをするかもしれないと思ったのだ。(結局のところ蓋が好きなのかな、シャルは)
母が付き合ってやり、過去のバージョンの鳥用アスレチックで使われたプラスチックの籠をゴールに見立てて遊ばせてみた。ちなみにこのプラスチックの籠は私の私物だったが、ある日気づいたらシャルのモノになっていた。
最初は何をどうしていいか分からなかったが、蓋をかごに入れると母がほめるので、すぐ要領をつかんで、シュートできるようになった。
でも数日で終わった。
最後は「これに何の意味が?」と顔をされたらしい。
シャルにとっては、やり遂げる感覚のない、達成感のない遊びだったらしい。思えば昔、転がすと餌が出てくるおもちゃはすぐに攻略して飽きていた。最後は、ゴールにしていたプラスチックの籠そのものに自分が入って楽しみだした。
ご満悦。
この後籠の上に行って、毛づくろいを始めた。
今度はいつ、どんなブームが来るのかな。
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