見出し画像

怒れるマメルリハ

1月13日。私はせっかくの休みだったが、天気が悪かったこともあり、朝からあまり調子がよくなかった。我が家のマメルリハ・シャルは、お日さまが出ていないので、夜間鳥籠がおかれている暖房のそばから窓辺に行くと主張しなかった。どうせ寒いから鳥籠は動かさなくてよいということだ。

しかしその後、午前中のうちには「動かせ!」と騒ぎ出した。私も母もシャルの意図はわかったが、どうせ窓辺に行った後に寒がるに決まっているから何もしなかった。以下記事の時のように。

結果的にシャルを無視した状態になり、私と母は自分たちだけでおしゃべりしていた。何度かシャルの呼び鳴きがあったようだが気にも留めず。

次にシャルがいる鳥籠のそばを通りがかかった時にのぞき込むと、シャルは大きく目を見開き、身体の右側だけをこちらに向けていた。見開いてこちらに向けている右目はギラギラしていた。

どうやらシャルは、自分を無視して談笑する人間たちの声を聞きながら、ブチ切れていたようだ。私のことは目を爛々とさせて睨みつけていたが、母に対しては一切目を合わせないという態度に出た。

シャルがあんまり怒っているので、母はやむなく鳥籠を窓辺に移した。すると要求が通ったシャルの態度はいつも通りに戻っていた。窓辺の鳥籠をのぞくと「何か?」みたいな屈託のない目をこちらに向けてやがる。騒いで怒って要求が通ったら静まるなんて生意気がすぎる。

昼に一度籠外活動(=放鳥)して、今度は夕方に就寝前の籠外活動の時。母は家事、私は記事を書いていて忙しくしていた。シャルが鳥用アスレチックで遊んでいるので、視界の端に入れつつ放っておいたのだが、今度は「人間たちが誰も自分にかまおうとしない💢」と怒り出した。

約12畳の部屋を大きな声で鳴きながら飛び回る!3周目には力尽きて室内にかけてあった洗濯物にとまって私に怒られた(私は洗濯物に鳥がとまるのが心底嫌な鳥嫌いである)。

シャルの必死の訴えに母が先に根負けし、首筋をなでさせたり自分で割れない餌を割ってもらって食べたりしてシャルはやっとおとなしくなった。しかし、母にかまってもらっているのに急に鳥籠に帰って寝る!と主張し始めた。

母はシャルの態度の急変が解せなくて、「本当にもういいの?寝るの」と確認するが、シャルは就寝準備(ビタミン剤の要求と鳥籠を窓辺から暖房のそばに戻す)を急かす。寝る!と言い出してからあっという間に寝てしまった。ふて寝????

シャルの主張が強い一日だった。

この記事が参加している募集

最後までお読みいただきありがとうございました!もしある程度サポートをいただけるとnoteのための時間を作れるため、マメルリハの記事に画像が増えて、琅琊榜の記事の更新頻度が上がります。よろしくお願いします。