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出張教室 at「港区立白金いきいきプラザ」

こんにちは!陶芸家、長谷川 園恵です。
さてさて、本日は初の出張教室で「港区立白金いきいきプラザ」に行ってまいりました。
今までもいつもの教室ではなく、自宅の工房や自宅そばのレンタルスペースで、友人、知人向けの教室をしたことはありますが、完全に「出張教室」という形で出向いたのは初めてです。
講師歴ももう長いので、初めてでも大丈夫!と思って、高を括っていましたが、数日前から急に緊張が...何回も忘れ物はないかチェックしちゃいました。しかし、仕事で新しい緊張を感じるチャンスをいただけて感謝ですね。こうして経験を積んで、よりパワーアップしていきたいです!

今回は10名様、満員御礼!ありがたい!!
スタッフの皆さまありがとうございます!!!
講座が始まる前から見本を見ながらたくさんのご質問をいただき、皆さまの前向きな様子にまずホッとしました。
本来、私の教室では体験教室でも見本を置きません。なぜなら、それを提示してしまうと「そのカップ」「その湯呑」が正解になって、それと違うと「不正解」上手く出来なかったとなってしまうからです。買った器ではない、自分だけの器を自分で作る、その機会をもっと自由にのびのびと楽しんでほしいと思っています。
「みんな違ってみんな良い」まさにこれです!陶芸もアートですから、例えコーヒーカップ1つを作る時でも、自分を表現することを大切にしてほしいと考えています。
やや語ってしましましたが、そんなに難しいことを考えなくても出ちゃいます、性格が。それを見るのも指導する上での楽しみの一つです。
...なのですが、やはり見本がないとイメージが湧きづらく戸惑ってしまう方もいらっしゃるのも事実。なので、出張教室の際は持ってます。あんなに語ったのに。いやいや講師が自分の考えを押しつけるのは違いますしね。それとも年を重ねて丸くなったのか?

そんなわけで、見本をお見せしてこれに近いものを作ることが正解ではない事を説明してスタートしたのですが...皆さん、思ったより自由!見本なんて見ていなかったかのように、こうしたい、ああしたい、質問もどんどんきました。印花を気に入った方が多く、たくさん押していたのが特徴的でしたね。
そして、印象的だったのがゆがみや、口元も緩いカーブのまま切り揃えない、ある意味「いびつ」であることを好意的にとらえている方が多かった事です。「カップまたは湯呑を作る」講座でこうなるかな?というくらい思い思いに作られて、楽しい作品が出来上がりました。

それぞれのイメージに近づくようアドバイスします

皆さん、楽しんで頂けたようで私もうれしかったです。始まる前は緊張していましたが、準備から片づけまで問題もなく終えることができ安心しました。次回は9月1日、別の都内高齢者施設に行って参ります!どんな作品に出会えるか楽しみです。

港区立白金いきいきプラザの活動報告からもご覧ください。→https://www.foryou.or.jp/facility/ikiiki-sirokane/w043/news_detail.php?nid=325537














 

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