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八重洲地下街の純喫茶
午前12時。一応持ってきた分厚い英語の参考書のせいで肩の痛みを感じながら、足早にある場所へと向かった。最寄り駅からつけていたAirPodsからは「Rainy mood」と名付けたプレイリストから、雨の日に聞きたいお気に入りの曲たちが流れ続けていた。私は耳が心地よさを感じてきたあたりで、名残惜しくも一度止め、薄暗い店内へと続く階段を下りていく。
「アロマコーヒー」
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 八重洲地下1番通り
八重洲地下街のさらに半地下にあるアロマ珈琲。店内はほぼ満席で、多くがお昼休憩中らしきサラリーマンかお茶会中のご婦人だった。案内された4名掛けのソファ席に着席して、AirPodsを付け直し、午後2時からのリスニングテストの練習問題を流した。両隣ではお茶会が催されていた。
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![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68727228/picture_pc_d298fd700632898255674b8f4ebe947f.jpeg?width=1200)
注文したのはたまごサンドとウインナー珈琲。
ウインナー珈琲は一杯で何回も楽しめるから好きだ。まずは見た目で。店によってホイップの乗せ方が異なるが、アロマコーヒーは山形のホイップクリームだ。次にホイップだけで一口。そしてコーヒーにつけてコーヒークリームを一口、コーヒーにクリームを混ぜ合わせてクリームコーヒーに。
たまごサンド、辛子入りにして正解だった。やさしいたまごにピリッとアクセントになる。
サンドイッチがカゴに入っているのがなんかワクワクする。ピクニック気分でパクパク食べれちゃう。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68727277/picture_pc_2c0b1b1ff70cf92110f7c1e795468733.jpeg?width=1200)
ウインナー珈琲を飲み終わった頃、隣の席のご婦人が食べていたコーヒーゼリーがうらやましく映った。山盛りホイップに真っ赤なチェリーがのっかっていてご褒美デザート感満載だ。悪魔的に美味しそうなのだ。頼みたいけど食べきれないしなあと葛藤していると、一口サイズの珈琲ゼリーが運ばれてきた。どうやらサンドイッチにセットでついてくるらしい。なんと嬉しいサービス。午後のテストの活力にさせていただきます。
アロマコーヒーはコーヒー豆の種類が豊富で、サイフォンで抽出しているらしい。12時までのモーニングだったら良心的なお値段で分厚いトーストと美味しいコーヒーが楽しめるとのこと。こういう純喫茶こそ重要文化財として重宝されるべきだ。。
コーヒーのクオリティ良し、値段良し、サービス良し。長く愛されるだけありますね。絶対また来ます。ごちそうさまでした。
午後1時半。もうひと踏ん張り、頑張ろう。
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