自粛やめたらお尻の穴が二個になった話②
前回までのあらすじ(今回も無料で記事は全文読めます)。
詳しくは前回の記事を見てください。
新たな地獄へ
前回散々食中毒に苦しんだわけですが、まだまだ地獄は続きます。
最初の違和感は肛門の痛みでした。
食中毒の症状が落ち着いたころ、肛門に鈍い痛みを感じました。ただ元々
痔持ち+下痢祭りで肛門にダメージがあることはわかっていたので、まあ痛いけど仕方ないよな...ぐらいに思っていました。
しかしおかしいことに、いつもは2、3日もすればひくはずの痛みが全く消えません。むしろどんどん痛くなっている...?どこか怪我でもしているのかと肛門の自撮りを試みましたが特におかしいことは点はなく、まあそのうち痛みもひくだろうと放置をすることに。
しかし何日たっても何日経っても痛みは消えません、むしろドンドン痛みは強くなっていきます。この頃には痛み止めを飲まないと眠れないほどで、流石にこれはおかしいと病院へ向かうことに。
人生初の肛門科へ
さて、さっそく肛門科にやってきたわけですが。なんとその病院の先生は
女性でした。
これを見て「恥ずかしい!」とか「そういうプレイか?」とか考えた人
正直に手を挙げてください。私も正直最初はそう思いました。
でも病院に着くころには「もうなんでもいいから俺の肛門をどうにかしてくれ!!!」以外の感情がなくなっているんだから不思議ですよね、とにかくそれぐらい痛かったんです。
さて、診察を受けるわけですが、肛門の診察をするわけなので下半身丸出しで肛門が見やすい姿勢(↓)になるわけです。流石にこれは少し恥ずかしかった、でも痛みのほうが勝ってその羞恥心は一瞬で消え去ります。
こういった体制で肛門を弄られるわけですが、これがマジで痛い!思わずモンスターハンターのダメージボイスみたいな声が出ます。
さて、そんな痛みを伴う診察の結果は...!
医者「わかりません」
え?????
そんなことある??????
詳しく話を聞くと「腫れがあるのは確かだけど、詳しく診断しようとすると時間もかかるし今の痛みがある状態だとかなり苦しいと思う、とりあえず痛み止めの薬を出すので数日様子を見て、治らないようなら改めて病院に来てくれ」とのことでした、なるほどね。
微妙に納得できない気持ちを抱えながら帰宅、でもこの痛み止めはかなり
効き目があり助かりました。でも座薬も一緒に渡されたんですがこれは入れるたびめちゃくちゃ激痛で本当につらかったです、±0ですね。
まあでも、病院でその程度の診察で返されるってことは大した病気では
ないんだろうな、よかったよかった。
アハハハハハ!!
二日後
おい!!!!!!どうなってんだよ!!!!!!!
死ぬほど痛てぇよ!!!!それになんか熱も39℃ぐらいあるよ!!!!!
とにかく病院に電話を掛け、症状を伝えます。
医者「なるほど、実は今日は肛門科は女性限定の日なんですが...熱まであるなら急いで診察した方が良いですね、とりあえず系列の大きな病院に一度こちらから連絡してみますので、そこがダメならウチに来てください」
めっちゃいい人でした。お医者さん、心の中で罵倒ごめんなさい。
幸い系列の病院が受け入れてくれるとのことでそちらに向かうこととなりました。
しかし、この病院でもまた問題が。前回の記事でも書きましたが、現在はコロナ禍、熱がある場合コロナの診察をしないと入れてもらえないのです。またもや炎天下の中、病院の外で診察を受けることに。しかも今回は前の病院よりずっと大きな場所だったので血液検査やレントゲン(?)まで受けることに、この間も肛門は痛みます。
そんなこんなで幸いにもコロナにはかかっていなかったので無事病院内へ、さっそく診察室で診断を受けます。早くこの痛みを止めてくれ...
医者「手術が必要です」
え?
手術?
医者「肛門に膿の塊ができてます、なのでこの膿の塊にメスを入れて切ってあげないと痛みは治まりませんし最悪これが破裂します。」
切る?肛門を切る???肛門が破裂?????
パワーワードが飛び交いすぎて混乱しましたが、まとめると
とのことでした。どうしてこんなことになったんだ...
医者「原因としては、体力が落ちているときに下痢が続いたりすることで、腸と肛門の間に下痢が入り込んで化膿してしまうというものが多いです。」
そんな、最近下痢なんて...
体力が落ちてるときに...下痢が続く...
アレ(食中毒)かぁ~~~~~~!!!!
最近食中毒になったというと「多分それですね」とのこと、そうですよね!
とにかく手術をしないと治らないならするしかないですよね...でも肛門にメスを入れるって怖すぎるんですけど。
肛門が二つになりました。
手術前に痛み止めの麻酔(座薬)を入れ、それが溶けきるまで待ちます。
そして約三十分後、手術室に呼ばれました。この時三十分が人生の中で一番怖かったです、地獄で裁判を待つときってこんな感覚なんだろうな。
さて、手術が始まるわけですが、当然何の処置もなく肛門にメスを入れるわけではありません。まず初めに麻酔注射を患部に打ち、痛みを減らしてから肛門を切っていくわけですね。
ん?患部に麻酔注射...?
ブスリっ
痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!
そうです、肛門に注射を打つわけです。ギャグマンガでたまに見る光景ですが、現実にそれをする日が来るとは思いませんでした。
ほんとに痛い、流石にいい歳なので注射を痛がるなんて恥ずかしいと思い声を抑えようとしましたが、もう駄目でした。どうやっても声が出ます。
それも「痛い!」とかではなく「あ‘‘っ‘‘あ‘‘あ‘‘あ``っ‘‘」と言う瀕死の孫悟空のような声が自然と出てきます。
「はい、動かないでね~」と言いながら次々肛門へ注射を打ってくる医者、この状態で動かないの無理じゃない???
注射の数が3本を超えたあたりから数えるのをやめ、ただ「殺してくれ」と祈るようになります。女騎士かな?
しかし苦しい時間もいつかは終わるもの。気が付くと手術は終わっていました。そしてこの日は大事をとって一日だけ入院することに。
まさかレバー一つでこんなこと(↓)になるなんて...レバー食べただけなのに...
でも、ほんと災難だったけど、とりあえずこれでひと段落かな...胸を撫で下ろします。
入院も特に問題なく進み、翌日の朝に傷の状態を確認してあとはおしまい...
医者「それじゃあ、一週間後にもう一度来てくださいね。その時の傷次第で次の手術の日取りとかも決めていきましょう」
え?
地獄はまだまだ続くらしい...
※追記※
友人に画像と共に入院報告をしたら何故か透過されてコラ素材された
私の画像を張っておきます
透過素材
点滴を打ちながら旅行する私。
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