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6分で全部分かるHTMFのこと

HTMFは Having Too Much Fun(お楽しみすぎ)の略ではなく、Horoka Tomamu Montane Forest ホロカトマム山林の略です。札幌 Pecha Kucha nightで20枚のスライドx 20秒 = 6分のイベントで使用したものを使って、今日はHTMFの全てをお見せしましょう!

HTMFに関わる人々

北海道、北海道外、日本国内外問わず関わる人々を探し出すのが管理人(私と私の夫)の役割です。

いろんな人に関わってもらっています

HTMFの場所、位置

北海道 道央、トマムの近くにあります


鵡川の源流、周りを山で囲まれた谷の中にぽっこり立つ丸山という山全部がその主体です。イメージとしてはアコヤガイの真珠。

山の様子

笹を2mの幅で刈り、歩道1.6kmをつけています。
HTMFの湧水が小川へ流れ込むのがなんとも気持ち良い。

HTMFの大きさ・面積

大きさは東京ディズニーランドと一緒の50ヘクタール。
この大きさは小哺乳類であれば充分暮らしていける大きさです。

HTMFの予算

さて、皆さん気になる予算。大体概算でフェラーリ1台分と考えてください。

私の同僚でポルシェカレラに乗ってる方がいて、ああ、うちの山と一緒の値段なんだなと思った記憶があります。

私たちには子供がいないので(流産後、IVFなどもやりましたが . . . )、子供一人分くらいと同じです。または犬や猫などのペット10〜15匹分と同じくらいです。なんか腑に落ちる金額。私は犬も猫も好きですが、このプロジェクトを始めてからペットを飼うのは(引き換えに)やめました。

エコはエゴ、環境保護は金持ちの道楽、などと揶揄する声も聞こえないわけではないですが、ペットを飼う人やお子さんのいる家族に向かって子供を持つのはエゴだという人はもちろんいないわけで、自分達にとっては多分子供と同様の感覚だと考えています(意図したわけではないのですが)。

周りの環境

本来は、黒澤明監督のデルス・ウザーラのようなイメージ。極東ロシアと同じ環境です。

気候

想像できると思いますが、本州とは違った大陸気候です。

動物

有名なブラキストン線を境にして、本州とは違った固有種がいます。
エゾリスの分布とヒグマの分布:大陸と一緒で本州とは別です。

樹木

針葉樹と紅葉樹の混合樹林、ラッキーなことに花粉症を発生するスギは育ちません!

植物

大まかな植生図は上の通り、もっと細かいものはいつか別で書きたいと思います。

HTMFの歴史

人の手が入っていたのは1945年まで、それ以降は自然林で放置されています。いつか50~100年で現在の最大50年生の木々たちが育っていき、北海道ではほぼ失われている原生林のような組み合わせになっていくことを願っています。

周囲

村有林、国有林に囲まれています。できれば村有林を買い取りたいのですが、なかなか話は進みません。

林業

村有林は林業として皆伐→植林(単一植林)を繰り返しているので、できれば自然林、天然林が皆伐されることなく森林生態系保護の一部に組み込まれていくことを望んでいます (薄緑の検討対象国有林のエリア)。

いつでもご質問をお受けします!読んでくださり、ありがとうございました。



いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。