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保存しておきたいレストラン訪問記録:京都大原古民家、わっぱ堂

村上春樹が「職業としての小説家」の中で確か紙とペンがあれば誰でも何かは書けるけれども、長い間やっていくことの困難さについて語っていましたが、確かに、こんなメモ程度のエントリーでさえ、毎日一個書くというのは大変なことですね。彼が毎日ランニングをするのは継続するスタミナを獲得するためのようですが、普通の人間には無理。飽きっぽい私も今までアウトプットを続けてこられたことがありません。とりあえず、iPhoneに撮影してそのままになっている写真たちを消去する前に選別して、保存しておきたいものを保存しようと思って記事を上げるのはどうだろうと思っていますが、どれだけ続くことか(やれやれ)。

さて2014年に訪問した大原で見つけた京都大原古民家わっぱ堂

京都大原で育つ有機野菜
お客様に食べていただく米や野菜は、広大な里山の大自然の中で農薬、化学肥料を一切使用せず、真心こめて作られたもののみでお料理させていただいています。
店主自らも生産、販売しており、野菜作りの現場での様々な苦労や喜びを その日限りの一皿に盛り込んでいます

わっぱ堂HPより

もう自分上ヒットキーワード(有機野菜、店主自ら生産、四季折々)満載の上に、築130年古民家という胸熱の素晴らしい食どころになっておられます。今日HPを改めで拝見していると創立10周年とのこと、おめでとうございます。

京都からバスにのり、大原バス停まで1時間ほどかかります。「寂光院」に行く前にランチで訪問しました(予約しました)。

山間の田舎道を歩きます
柿:柿色のテカテカの皮としっとりした実、日本の美


広々とした古民家店内、後でスカーフを記念に購入
小物にも深い味わいがあります
お野菜中心です、ジュワーっとした出汁とお野菜の絶妙なウエット感
丁寧な天ぷら

どう頑張っても絶対に不可能な領域の本物の和食でございます。海外に住んでいると、外国人のイメージである「和食」=寿司、鉄板焼き、うどん、ラーメン、チキンカツ=美味しい、に違うんです、本当に食べて欲しいのはこういうお料理、本当に訪ねて欲しいのはこういうお店、君はまだ知らない、とお説教したくなる。自宅で真似して到達できるレベルにはなく(海外では不可能、日本でも多分不可能)、ただただ幸せな時間を噛み締めました。

おすすめ 5つ星*****


いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。