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自分の話

上海に住む(上海に来た)理由

私がなぜ上海に20年近くも住んでいるのかをお話しする前に、
なぜ上海に来たのかをお話しすることにします

ズバリ仕事です

色々あって大学には行かなかった私は(大学行ってみたかった)
当時、専門学校に通わせてもらっており、二十歳になる年に就職が決まり
上海に住むことになりました
2005年の10月のことです(歳バレますね)

理由は先にも書いた通り「仕事」なのですが、
正直、日本での"生き辛さ"みたいなものを漠然と感じていたのかも知れないと
もう少し大人になってから気が付きました

気が付いたけどそれを認めたくなくて、その事実をしばらく放置
認めるどころか、"海外に出て働いている自分"に酔っていた部分もありましたね
自分はもう社会に出て経験を積んでいると天狗になってた…
日本から溢れたなんて、絶対認めたくなかった二十歳の自分です

上海生活

そんなツンケンした二十歳の女ですから
いざ仕事を始めると壁にしかぶち当たらない
厳しい中国人の同僚に当たれば平気でケンカになる(笑)

自分が正しいと思い込んでる若造ですから、頼るべき日本人の同期にも常にどこかライバル心を抱きながらも、毎日誰かの部屋に集まっては泣き、グチり、ホームシックを紛らわす(一人暮らしもしたことのない学生上がりが多かったので、家元を離れる辛さは皆んな一緒です)

今ほど便利ではない当時の上海(20年前の上海のお話はまた別の機会にしたいですね)、生理的に合わず、1年未満で帰国を余儀なくされた友人も珍しくありませんでした

一方の私はと言えば、仕事のプレッシャーはすごかったのですが、
その反動からか、友達たちと夜な夜な出かけては上海の街を開拓、
外(会社外)にも友達を作り、ローカルフードやローカルな遊びを楽しんだり、
おしゃれな店や場所を開拓し、かなり楽しみ出していました
真面目な同期達からは白い目で見られるようになりましたが…
せっかく努力して海外生活を手に入れたのですから、どんな状況も楽しみます!

"ザ・感情で動く女"だった私は、気持ちの切り替えも不器用でして
上海に気持ちの重きを置くようになると
上海生活がどんどん心地良くなっていきました
居場所や友人が増えるにつれ、私の生活のベースが上海に固まっていき
気が付いたら上海で転職し、就労ビザを取得、現地採用に切り替えていました

当時は街、経済、人、全てに活気があり、その勢いを体感できるほどで
仕事、人脈、投資、様々なチャンスがごろごろ転がっていました
まさにそこに飛び込み現在に至ります(途中詳細はすっ飛ばしましたが、追々お話しさせてくださいね)

それから5年くらいして今の主人と出会い(もちろん上海で)結婚しました
主人は日本人で上海駐在員ですが、彼もまた上海在住歴は20年選手の大ベテラン
駐在員にしては珍しいタイプの状況の人ですね
だからこそ馬が合ったのかも知れません

上海生活はまだまだ続く…

と、まぁ、最初のブログから長文でしんどいですが
ここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございます!

自分の話は一旦ここら辺までにして
次回からは現在の日常をフワっと書けたらいいなと思ってます

20年間の上海生活を何の記録も残してこなかったことを少々後悔しており…
あと、最近少し生活環境の変化があり(古い友人達が次々と移住したり、娘が幼稚園に上がるとか)、自分に多少の時間ができたので一念発起(ブログをスタートさせる事は私には大きな決断でした)

ゆるく更新していきますので、ぜひ気軽にお立ち寄りいただけたら幸いです。
ではまた次回お会いしましょう

拜拜 (Bye bye)~









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