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疑問。

皆さんこんにちは!トレーナーのはるにゃんです🐰🌼

今回は最近思うことを皆さんにシェアしたいと思います。


私はいま女子野球に携わるお仕事もさせてもらっています。

毎年この時期には新人選手が来て、オフシーズントレーニングの指導をするのですが、
「今までウエイトトレーニングをやったことがないし、合わないと思うので自重トレーニングでもいいですか?」
という考えの選手がいます。

もちろん自重トレーニングを否定するわけではありません。
NPBでもウエイトトレーニングはいらないという考えもあるので、もちろん女子野球でもそういった意見はあると思います。
でも、ウエイトをやったことないってなんでなんだろ?🤔と思うんです。

たしかに女子野球のチームでウエイトトレーニングを行っているところは少ないです。
でも、なぜ女子野球ではウエイトトレーニングの文化が薄いのでしょうか?

私は今のチームを立ち上げて4年目になりますが、様々なチームを見ていてすごく良いポテンシャルを持った選手が多く、男であればメジャーとか行ってただろうなという選手もいます。でも、筋力がなく「フィジカル強化したらもっとパフォーマンスが上がるのに」と感じることがありました。

最近女子野球は発展してきていて、今までできないとされてきたプレーもできるようになり、そのプレーを行うためにはより筋力が必要だと思います。

でもあまりウエイトを行うチームが少ない。
体幹トレーニングなどの自重トレーニングを個人で行う選手は数多くいます。
むしろこちらが言わずともやってくれるくらい意識が根付いています。

私はこの原因の一つにトレーナーの存在があると思います。
全国的に見ても女子野球チームでトレーナーがいるチームは本当に少ないです。
関東では45チームほどある中でトレーナーがいるチームは2〜3チーム。
本当にトレーナーがいるチームは少ないんです!

トレーナーのいないチームから来た選手の中には、筋肉痛なのか、攣る痛みなのか、怪我なのかわからない選手もいました。

わたしがチームを立ち上げてからは、選手教育の日々でした。
痛みという失敗を得て選手を成長させていく。
(もちろん怪我をさせたいことが前提ですが、経験しないことを理解させるには難しかったので、トレーニングしては痛みのフィードバックをし説明していました。)
そういった積み重ねでいまのチームではウエイトの文化を根付かせることができ、休み期間も自ら進んでトレーニングをしています。
そして、先輩となった選手は「ウエイトトレーニングやランニングメニューの大切さ」を後輩に教えています。

今では2021年度の日本代表選手を1番多く輩出しています。

もっと女子野球界のトレーナーが一致団結して、フィジカル面の強化ができたら、もっと女子野球は面白くなるんじゃないかな?
私はそう考えています。

いま、NPBも女子野球に注目しています。

トレーナーとしてもっと女子野球を発展させるために、今できることを発信していきたい。

そのために2021年も頑張ります!

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