最大公約数と最小公倍数から2数を求める
2つの数の最大公約数と最小公倍数を求める場合は、素因数分解を利用すると求められます。
では、次の問題はどう解きましょう。
「最大公約数が36で最小公倍数が432である2つの自然数a,b(a<b)を求めよ。」
素因数分解を利用しても解けなくはないですが、ちょっと面倒だし、このような自然数が1組だけとは限りません。
そこで押さえておきたいのが、
最大公約数と最小公倍数の関係です。
2つの自然数a,bの最大公約数をg,最小公倍数をℓとするとき、
1.a=ga'、b=gb' (a',b'は互いに素な自然数)
2.ab=gℓ
が成り立ちます。
この性質を知ってると、上記の問題は簡単に解けます。
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