見出し画像

夢中なのか、中毒なのか

熱中には2種類ある、夢中と中毒です。

お子さんのゲームやスマホの制限何時間にしていますか?ある調査によると1、2時間というご家庭が多いようです。時間に多少の差はあれど「制限をする」というのが一般的な管理方法です。

しかし、我が家の方針は少し違います。


「夢中なら無制限、中毒ならゼロ」


例えば、マインクラフトで夢中で何かを作っている。これは娯楽ではなくて、夢中になって人生経験を積んでいると考えます。そういう時は無制限。祝日に8時間プレイしていることもあります。8時間も!と驚かれるかもしれません。しかし、8時間も夢中になり集中できるのは素晴らしいことだと思いませんか?VUCAと言われ生涯学習が必要な時代に何かにハマって探求できる力は、貴重な能力です。「好きこそ物の上手なれ」です。

逆に中毒。昨今のデジタルコンテンツは、無限に見たくなるようにできています。もし、Youtubeで人気のおもちゃ開封動画などを延々と見ていたら「自分でコントロールできるようになってからね」と中毒判定をしアプリごと消します。もちろん、Youtube=悪というわけではありません。例えば、マイクラのすごい人の建築方法を探求しているのなら、夢中とみなして無制限です。

デジタルは人の能力を増強もするし、廃人にもします。今後AIの力により、その差はより顕著になります。能力はより増強され、中毒性もより増してしまいます。TiktokのAIレコメンデーション能力なんかは、すでに驚異的です。中毒ではなく、多くの夢中を、デジタルやテクノロジーとの良い関わり方を教えていくのも広い意味でのSTEAM教育だと思っています。

と言いつつ、自分が中毒になっていることもあるんですけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?