マインドフルネス④ 日常生活の中で上手くマインドフルネスの意識になる工夫。
過ごしやすい気温になってきてお昼寝が気持ちの良いこの頃。基本自分に甘い私は、うっかり昼寝しても、「めちゃめちゃ気持ちの良い昼寝だった~」って言うようにしてます(笑)
「最悪!!寝ちゃった!!」っって思うと、心地よさにつられ眠っちゃった自分にパンチするようで嫌なんです(笑)
今日はお昼にヨガをしてる時、そよ風が吹いてきて、今、寝転がったら気持ちいだろうな~とふと思って、運動するのを辞めて、ヨガマットの上に転がっていたら、いつの間にか一時間眠っていました。
自分を律する訓練も大事だけど、自分の気持ちに従うことも大人は訓練していた方が良いと個人的に思っています。
さて、前置きが長くなりましたが、今日はお昼寝のことではなくて、マインドフルネスの続きです。
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日常の行動の中でマインドフルになれる工夫
様々なやり方がマインドフルネスではあるのですが、日常の中で、そのマインドフルネス用の時間を作るって、忙しいとあまりしないのかなって思いましたので、今日は日常の動作の中でできるシンプルで具体的な方法をシェアしたいなと思います。
マインドフルネスっていうのは自分の行動や思考を意識している状態を常に保つことです。ですが、自分の行動や思考を自分で認識することって中々難しい!!そこで、日常の中で私達が生きる上で自然にやっていることに絡めながら、マインドフルネスを体感していただこうという計らいです。
(どうして、自分の行動や思考を意識していた方が良いのかという疑問に対する記事はまた別で書きたいと思います!)
生きている中で、私達が自然にしていること。
それは、
・食べること
・歩くこと
・呼吸すること
です。
あまりにも人間の初期設定すぎて笑ってしまった。
それでは一つずつ、見ていきましょう★
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食べること
生きていく上で食事をすることは欠かせません。その食事の際にマインドフルネスを入れるとどういう風になるのでしょうか?
突然ですが、あなたは昨日の晩御飯何を食べたでしょうか?それはどんな匂いで、どんな食感で、味がしたでしょうか?
食事に集中して食べていない時に食事は、思い出しにくいですよね。テレビを見ながらぼーっと食べていたとか、何か考え事をしていて味わっていなかったなど。
マインドフルネスを提唱している禅師ティック・ナン・ハットは『ミカンを食べていても本当の意味で食べていない人たちがいる』と言います。彼に言わせれば、そういう人達はミカンではなく、今、存在していない悲しみ、怒り、不安、未来、過去を食べているそう。
何となく意味はわかりますでしょうか?
何かを味わう時ですら、意識が別のところにあり、今この瞬間を生きていないということなのです。
なので、食事を食べる時も訓練・意識をしないと、目の前の食べ物を食べることはできないと言うのですね。
その食べものをまず、目で見て楽しみ、匂いを嗅いで、少し口に入れて、ちょっと噛んで、何度も噛んで、飲み込む。
その過程に意識してみましょう!ということです。
もっと、意識的に取り組んでみたい方は、レーズンエクササイズをすると良いかもしれません。『マンガで分かる心療内科 マインドフルネス編という』本で紹介されたのエクササイズなのですが、レーズンがマインドフルネスについて意識するときに分かりやすいらしく、甘酸っぱさが甘さに変わる瞬間、固さから柔らかさに変わる瞬間を楽しめるということで紹介されていました。
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歩くこと
それから、歩くこともマインドフルネスを訓練することができます。
歩くことを意識すると、こんな感じ。
右足を出して、左足を出したというような行動の意識。地面の柔らかさ、固さを感じながら歩いている感覚。歩きながら目に入ってくる景色を見ようと思ってみる意識。
でも、こうやって今、右足出した!左足出した!って神経質に意識するのは大変です。やんわりと意識するだけでも効果があるとのこと。
自粛期間でどこにも行けない代わりにお散歩している方は多いようなので、歩きながら、身体がどう感じているのか意識を向けてみるのも良いかもしれません。
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呼吸すること
生きている中で、いつでもしているのが呼吸ですよね。
吸って吐いて~を私達は繰り返して生きています。あまりにも自然すぎて、息していることって意識さえしないのですが、
呼吸は、身体や思考に大きく関係しています。
イライラしている時、不安な気持ちの時は、大体呼吸が浅くなっている気がします。呼吸がしにくいなと感じる時はストレスを抱えていたりします。
眠る時には、鼻から息を深く息を吸って、口で長く吐き出すことで、交換神経優位の状態から、副交感神経優位の状態になり、身体がリラックスしやすくなると言われています。
私も、やることがいっぱいでパンクしそうになった時、感情・思考が散らかっている時は、呼吸に意識を向けています。
鼓動が激しくなっていたり、心臓の部分が少し圧迫されている感じがする時は、両手を心臓の方に持ってきて息をすると段々と落ち着いてきます。
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まとめ
実際に日常の中でマインドフルネスと絡めやすいものの例として、食べること、歩くこと、呼吸することを挙げてみました。これらは、一人でいつでもできるので試しやすいですね。
どういう動作でもマインドフルネスの意識だ行うことは可能です。どんな瞬間でも初めて体験した時のことを思い出してやってみると自然とマインドフルネスの感覚に近くなります。
思い出してみると、子供の頃って全てが新鮮ですよね。始めてのことでいろんなことに感動し、驚きます。
初めてのものを食べるとか
初めての場所へ行くとか
どれも全部初めての経験が多かった頃の感覚を思い出して、自分の感性を研ぎ澄ませてみると良いようです。
最近、私は自炊を頑張っているのですが、自炊って自分で食材を切る感覚や、食材の匂いや、火にかける時の熱や、柔らかいものを触る感覚などを得られるので、自分の五感を非常によく使うし、自炊はマインドフルネスには最適なんじゃないかなと思っています。
出来上がったご飯も感動しながら味わえますしね♡
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次回
マインドフルネスをどうして生活に取り入れてみようと思ったのかとかそういえばまだ書いていなかった!!
次回はマインドフルネスはどういう効果があるのかを書こうかなと思っています。
おしまい。
2020/05/03
HINAKO
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