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【読了】図解入門業界研究 最新機械業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (第3版)

【読了】図解入門業界研究 最新機械業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (第3版)
川上 清市【著】

【概要】
機械業界は、工作機械やロボット、プラント、精密機器など、日本が世界に誇るものづくりを主導しています。本書は、日本の機械業界について基礎知識はもちろん、三菱重工業やコマツ、安川電機などの主要メーカーの戦略、業界の最新トピックや課題まで豊富な図版と共に解説した業界研究書です。業界人、就職、転職に役立つ情報満載。第3版では新型コロナウイルス感染拡大による影響と、IoTやAI技術の浸透について詳細に解説します。

目次
第1章 機械業界の全容(仕組みと特徴)
第2章 工作機械・ロボット(業界の特徴と主要企業の動向)
第3章 建設機械・プラント(業界の特徴と主要企業の動向)
第4章 精密機器(業界の特徴と主要企業の動向)
第5章 重機械、農業・縫製・食品・印刷産業機械(業界の特徴と主要企業の動向)
第6章 業界の今後のキーポイント(課題と展望)

【所感】
日本標準分類の中分類において、自動車も「輸送用機械器具製造業」に含まれると言います。

機械業界は企業数が多く、製造業全体のうち【約16%】を占める。
かつ、従業員30人未満の中小企業が【2万社強】で圧倒的ウェートを占める。
就業者数でも製造業全体の【15%】でトップ

機械業界は明治初期が黎明期で、軍需とともに発展した業界。

・建設機械とは
土木・建築の作業(工事)に使われる機械の総称である。省略して建機(けんき)、または重機(じゅうき、heavy equipment)や土工機(どこうき。土木工事機械の略)とも呼称される。人力で施工することが困難な作業を機械化したものがほとんどである。
(wikipediaより)

日本建設機械工業会の機種別出荷金額によると、
油圧ショベル(掘削機)が5割を占める

油圧ショベルの国内シェアは
【コマツ、日立建機う、コベルコ建機】
の三社で約7割

コマツ:
世界二位の建機メーカー
海外売上比率は8割超

日立建機:
油圧ショベルで世界シェア二位

コベルコ建機:
未上場だが、国内シェア三位

・建設機械の市場規模は【2.2~2.3兆円】
事業所は【1200社超】

※日本の自動車業界の市場規模は、2021年-2022年で63兆9667億円です(トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車など売上高上位9社の完成車メーカーの合計)。

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