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読了:部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書

読了:部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書
出口治明/[著]

【概要】
多様な人材に任せることでしか、人も会社も成長しない
【マネジメントのベスト&ロングセラー】
リーダーから上司1年目まで――必須の「任せ方」と「権限の感覚」とは。

・課長の決定に、部長は口を出してはいけない
・権限の範囲を示さない振り方を「丸投げ」という
・部下の仕事が「60点」なら“合格点を与えなければならない”

人間の能力の限界、歴史・古典の叡智、グローバル基準を出発点に、
マネジメントの原理原則を解き明かす。
60歳で起業、70歳で大学学長に就いた著者が、多様な人材を率いて
成果を出す要諦を示した決定版。

【所感】
60歳でライフネット生命保険を起業・成功させた出口さん本です。
上司はどうあるべきかについて学びました。

人間が部下を丁寧に見れるのは2-3人が限度。
だから、仕事を任せるべき。

任せて権限を委譲したらからには、その権限は「部下固有のもの」になるので、上司が後から取り上げることはできない。

特に本書で述べられている基本的な考え方は、
「任せる」と「丸投げ」を明確に区別していることだとでした。

・丸投げ:指示があいまい。なんでもいいから適当にやっておいて

・任せる:指示が明確。権限の範囲が明確
⇒指示は徹底して「具体的かつ的確」に出す

「的確な指示」とは
1、期限
2、優先順位
3,目的と背景
4、レベル

仕事を与えて部下を忙しくさせrことは、上司の務めであり、部下への愛情。
人間は何もやることがないことを嫌う

最後に上司は問答無用で「結果責任」を負う

「どんな部下でも信頼した方が得だ。」
信頼すしかしょうがないと割り切るのが大事。
感情をコントロールしながら、分け隔てなく平等に接するというのは素敵な考え方だと思いました。

なんとなく仰っていることが元スターバックスの岩田さん通じるところがあるなと感じました。

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