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読了:人望が集まる人の考え方

読了:人望が集まる人の考え方
レス・ギブリン (著), 弓場 隆 (翻訳)

【概要】
本書は1956年にアメリカで出版されて以来、「人間関係のバイブル」として幅広い読者に支持され、カーネギー『人を動かす』と並ぶ世界的名著となっている。

著者レス・ギブリンはこのように言う。
「人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手とかかわることだ。これこそが人とかかわって本当の成功と幸福を手に入れる唯一の方法である」
相手を服従させるのでも、相手にへつらうのでもなく、相手の自尊心を満たすコミュニケーションによって行動を起こさせ、自分もメリットを得る。これが著者が本書を通して説く理想の人間関係だ。

読者が営業マンならば顧客との関係、管理職ならば部下との関係、親ならば子との関係において必ず役に立つヒントを見出せるだろう。

【所感】
正論で正面から殴っても人は動かない。
自分のケースでも他者のケースでも、特にここ一年ほど見ていて感じます。
より正しい意見を自分が言うことよりも、
メンバーを導いて、自分で答えを出してもらう方が人は動く。

その中で、同じことを言っていても
「正しくても、お前の言うことは聞きたくない。」となっては身もふたもない。

そんなところが、本書の概要の部分でも「人を動かす」と並んでと触れられている所以だと思います。

【相手の自尊心を満たす】
⇒本書での内容を一言で述べると
・相手に敬意を持って接し、相手のことを大事にする。
と、こういうことになります。

自分の自尊心を満たすよりもまず先に、
相手の自尊心を満たすことが重要

人をひきつける3つの条件とは
1、相手を受け入れる
(あるがままを受け入れる)
2、相手を認める
(目立たない長所を褒める)
3、相手を尊重する
(感謝する、待たせない、特別扱いする)

そのために
遅刻しない
身だしなみを相手のため
否定しない
微笑む

社外も社内もプライベートも子育てにも通じる話だと思います。
人望を集めるには返報性の法則に則り、
まずは相手を大事にする。

私も40半ばに差し掛かる年齢になりました。
もっと人間力を磨いていきたいと思います。

本書の内容と直接関係ないが、今回読み終わってから感想文を書く(アウトプット)まで数日空いてしまった。
やはり、読んだらすぐに、もしくは読みながら並行してアウトプット作業した方が自分には合っていると感じる。
日が空いてしまうと、印象も薄れてぼやけてしまった。

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