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読了:バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則

読了:バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則
著者:柿内尚文

【概要】
【●ベストセラー『パン屋ではおにぎりを売れ』の著者による待望の最新作!】
【●伝え⽅は「仕組み」がわかると、すぐうまくなる。】

★会話、説明、プレゼン、SNS、雑談、企画、面接……すぐに、誰でも使えるノウハウ満載!
★企画した本1000万部超のベストセラー編集者が贈る「心を動かすキャッチコピー、文章のコツ」
★会社、学校が楽しくなる! 上司・部下、親子、パートナーとの関係が良くなる!
★1000人以上の取材を通して導いた「会話・雑談のストレスが減る超簡単な方法」
★伝え方ひとつで「自分の時間が増える」「余計なストレスが減る」「自己肯定感が高まる」
★誰もが知っている、あのヒット商品から学ぶ「意外な伝わる技術」とは?
★あなたの周りにもいる「すぐ否定する人」「話が通じない人」「重箱の隅をつつく人」「話が広がらない人」「話しかけにくい人」への対応策がわかる。

【所感】
当社でよく言う
「伝えると伝わるは違う」という話について、さらに解像度を高く理解できる本でした。
人は正しいかどうかではなく、伝わったことで判断する生き物である。
逆に言えば、伝わらなければ存在しなことと同じ

【伝わらなければ意味がない】というのが本書での結論だと思います。
⇒なので、「言わなくても分かってくれるはず」は捨てるべき。
これは公私問わず当てはまることかもしれません。

もっといえば、一度で伝わらなければ「繰り返し伝えることが必要」

・人は基本的に話を覚えていない。
⇒たしかに、アポの獲得から商談まで日が空いてしまうと
「何の話でしたっけ?」
はよく起こっている。
商談設定も後追いも鉄は熱いうちに打たなければいけない。

では、「伝わる」とはどういうことか
⇒受け手側の「覚えて、考えて、理解する」という流れが必要になる。

そこで、大事になってくるのが「間(ま)」だと本書では言う。
私たちの扱う商材は、商談時に説明型になりがちなので、
特にこの「間」は大事だと思います。
相手が覚える、考える、理解するための時間を意図的に作り出して
一人マシンガントークにならないように、相手を置き去りにしないように留意しなければいけない。 

⇒緊張したり、熱くなると人はそうなりがちなので注意。

・数字は頭の中をハッキリさせてくれる
⇒さらに記憶にも残ろやすい。

・あえてダメな部分を伝える
⇒比較の法則

1、良いものが引き立つ
2、ダメなものを

「人は比較をすることで違いを理解できる」

・話に振り幅を持たせる。
⇒ビリギャル

「学年ビリ」からの慶應現役合格だったからインパクトがあった。

・事実と感情を分けて伝える
⇒伝えるは
1、ファクト(事実)を伝える
2、メンタル(感情)を伝える
の2つに分かれる

やめられない⇒ファクト、とまらない⇒メンタル
お、値段以上⇒ファクト&メンタル

・「言い換え」でマイナスをプラスに

孫社長
「髪が後退しているのではない、私が前進しているのだ」

そういえば、金髪のローランドさんも将来ハゲるとよく言われるそうだが、
「俺についてこれない髪なんて、逆にいらない」と言っていた。

・相手に伝わるもので例える。
⇒野球が分からない人に野球で例えても伝わらない

・「、」読点は伝わる強度を上げる

・「自分ゴト」「あなたゴト」「社会ゴト」の3つのコトは伝わりやすい

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