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「タスクシュート」利用の歴史(その2)

1.はじめに

今回も、前回に引き続きわたしが、これまでタスクシュート(以下、TC)を利用してきた歴史を振り返りたいと思います。

今回は、予定通り「2020年3月~わたしがTCの利用を挫折した状況から再開できた理由」をつづけていきます。

2020年3月~私はタスクシュートを再開することとなります。
ツールは、仕事ではTaskchute2、プライベートでは「 たすくま 」を使いはじめました。

プライベートがたすくまの理由はたすくまだと当時の私の会社の状況では、
「仕事中にスマホで遊んでいるようにみえる」ためです。(苦笑)
このため、仕事のログはtaskChute2で取る必要がありました。

2.タスクシュート再開の理由

① コロナ発病で意識を失った際や、孤独死した際、「どんな生活をしていたか」行動ログがほしかった

2020年当時は、 新型コロナウイルスの感染拡大、東京五輪・パラリンピックの延期決定などが取り決められた時期です。

当時は新型コロナウィルスに対するワクチンもなかったため、どのような理由で発病するか、発病したらどうなるか不明という、大変不安な時期でした。

そんななか、私はTCに「仕事以外の行動ログ」的な機能を求めました。

自分が発病して入院したら「どんなものを食べたか、どこにいったか」すぐ答えられるように記録しておきたかったんです。記録しないと頭のなかで覚えてられないので、もやもやしたんです。

加えて、「行動ログ」的な機能のほかに、「習慣化」機能も求めました。

私は「マスクをする」「手を洗う」「体温を測る」など、忘れると自らの生命を脅かしかねない仕事以外のタスクに対して、習慣化するためにログをつけはじめたのです。。

② テレワークが多くなり、「ログを記録できるヒマができた」と感じられる状況になった

あくまで会社の状況は変わらないのですが、私の感じ方として「TCへログを付ける暇ができた」と感じられました。

当時はコロナの影響で会社からはテレワーク(在宅勤務)を迫られることが多くなりはじめました。

このため、電話や直接の声かけによる「割り込み」がなくなり落ち着いて仕事ができるようになったのです。

③ テレワークが多くなり、上司への口頭報告ができなくなり、より自分の仕事を細かく記録しておきたくなった

テレワークの環境では、自宅で上司の指示のないまま仕事を進める不安がありました。

上司から

「これ(仕事A)はどうなってる?まだ終わってないの?何してたの?」

と進捗を確認された際、

「その時間はこの仕事(仕事B)をやっていたので、まだ終わっていません」

などと言えるためには、上司がいないテレワーク環境でも、「いつ、何をやっていたか」報告できるための日々の記録があると楽だなあと感じたためでした。

タスクシュートは日々のタスクログ記録を強力に支援してくれました。

さすがに分単位の記録を上司にみせられれば(実際に見せるシーンはありませんでしたが)上司も進捗が悪いことに対してそれ以上文句は言えないと考えたのです。

いってみれば保険のような安心感を得るためでした。

タスクシュートのツールを使っているところを周囲にみられなくなり、個人的に新しい習慣をはじめやすくなったというのもあります。

④ テレワークが多くなり、周囲の目を気にせず個人的に新しいツールを使い始めやすかった

やっぱり会社で個人的なツールを利用するにはちょっと勇気がいります。

テレワークで仕事をしていると、「どうやったらこの大量にあるタスクをさばけるかな」と改善したい気持ちが加速していきました。。

⑤ 大きなプロジェクトの大量にある課題に向き合っていると、自分がどの課題で何をしたか、時系列でみたくなった

みなさんはシステム障害が発生した際の経緯報告書などみたことがあるでしょうか。イメージ的には下記のような感じです。。

<障害報告>
X時X分 Wシステムでエラーが発生。
X時X分 ✕システムでエラーが発生。
X時X分 Z機器の電源がOFFになっていたため、ONにして暫定復旧
。。。

などです。

当時私は、ある大きなプロジェクトを任され、人的リソース不足からメンバーもアサインできず、1人で大量の課題に対して、課題管理表をベースに1人で仕事をしていました。

そうしていると、何の課題に対してどのような対応をしたのか、その対応記録を課題ごとに記録するだけでは、わからなくなってきたという状況がありました。

そのため、TCを使って、時系列に、まるで障害が発生した時のように自分がやったことを時系列に把握したくなったのです。。

3.おわりに

今回は、2020年、私がTCを再開した理由を振り返ってみました。。。

深堀りしてみますと、いろいろな再開の動機というか理由があり、よい自己分析となりました。

やってみた結果、当時は私自身が、TCに対する効果をすべては理解できていないまま、利用を再開していたんだなあと分かりました。

当時は、ただ「行動ログがとれる」という一面のメリットのために利用を再開していた側面が強かったんだなあと、感じさせられました(笑)

コロナ渦という大変な時期と、大きなプロジェクトを抱えた大変な時期が重なり、不安な生活を少しでも改善しようともがいた結果、たどり着いたのがTCだったんだとあらためてわかりました!

長くなりましたので、「2021年12月~わたしがTCの利用をTaskChute2 → TaskChuteCloudに変更した理由」を書こうと思っていましたが、それは次回に持ち越したいと思います。。



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