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「タスクシュート」利用の歴史(その1)

1.記事の概要


今回は、わたしが、これまでタスクシュート(以下、TC)を利用してきた歴史を振り返りたいと思います。

利用していく中で、ときには挫折して何年も利用を中断していた時期もありましたが、ある機会に再び利用することとなりました。

これまであまり振り返ってきませんでしたが、ブログを書くことをきっかけに、TC利用について、挫折や復活を繰り返してきた、その記録を振り返ってみようと思います。

2.きっかけ


2010年ごろ、今の会社へ転職することに伴い、効率的な仕事の進め方について、ビジネス書籍を読んでいて、「 GTD 」や「 Evernote 」を使った仕事の進め方に興味を持ちました。

そんななか、仕事ブログで有名な「シゴタノ! 」というブログの管理者である大橋悦夫さんという方が考案した日本発祥のタスク管理メソッドに興味を持ちました。

そうして、2011年11月~最初にExcel版のTCTaskchute2 )を使い始めました。

2011年当時のTaskchute2

3.「タスクシュート」の利用目的

TCを使う目的は、今振り返ると、GTDによるタスクのみえる化を補完するためでした。

GTDで、メールBOXや頭の中にあるタスクを1か所(Inbox)にすべて集めて、独特のフローにより1つずつ処理していく効果は実感できていました。

しかしながら、よく言われている通り、週次レビューしてもいっこうにタスクが減らず、INBOXは増えていくばかりでした。

また、GTDでは、日々の脱線やタスク漏れを防ぐことはできませんでした。

TCはまさに、日々の脱線やタスク漏れを防いでくれました!

4.タスクシュートの挫折理由

~2012年8月、TC(Taskchute2)の使用を断念します。理由は、今となっては記憶があいまいですが、要は「忙しすぎて、ログを付ける暇もないとおもってしまった」ことでした。その時の状況は下記の通り記憶しています。

①タスクシュートの効果があまり理解できていなかった

当時私はツールの説明や他の人が使っているやり方などを参考に、つかってみましたが、今ほどTCの効果が理解できていなかったんだと思います。それで「使っていてもそれほど効果がないからやめよう」となったんだとおもいます。

いまは、「忙しいほど、TCで時間の使い方を管理しながら仕事を進めるととても効果的」と思えますが、当時は理解ができていませんでした。

②会社の状況から「忙しすぎて、TCのログを記録するスキがない」とおもってしまった

私の所属するITインフラの部署は、「常に、組織全体でタスクが飽和している状態」です。

他部署からの依頼や障害対応、問い合わせ、システム刷新、事業計画に伴う様々な案件を担うには、人的リソースが圧倒的に不足しているのです。

これは今でも変わりません。

当時の私と今の私が違うのは、上記のような会社の状況に対して、「TCが有効だと思えたかどうか」です。。残念ながら当時の私はTCが役に立つとは思えませんでした。。

TCに記録するのって結構手間がかかる。そんな暇があったら、その時間をもっと業務に使えるし、上司から他の人から頻繁に声かけられて割り込まれるのに柔軟にもっと対応できるじゃないか」

といった感じです(苦笑)

また、自分に案件の裁量が与えられているわけではありませんでしたので、許可なく会社から提供されていないツールを使うことに抵抗を感じていました。

というわけで、当時のわたしは、「会社の状況と、私の立場でTCを利用することは、継続は困難だ」と思ってしまったのでした。

5.おわりに

いかがでしたでしょうか。。興味を持っていただけたら幸いです。

実は今回振り返りをするまで、私は2011年ごろに1度、TCを利用していたことを失念していました。(苦笑)

それくらい、昔の記憶が抜けていましたが、Evernoteや当時のログがのこっていたので、過去を振り返ることができました。良い振り返りとなりました(笑)

「2020年3月~わたしがTCの利用を挫折した状況から再開できた理由」は次回につづきます。


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