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意識のエネルギーレベルがわかる良書「パワーか、フォースか」デヴィッド・R・ホーキンズ

心理学や精神の分野を勉強していると、人の無意識は曖昧模糊としており、実態があってないように感じる。

捉えどころがないのだ。

精神医学は心の科学なのだろうが、人間の精神自体が科学や論理のみでは解明しづらいところがあるのも確かだ。

無意識は人間が認識できないものだから、そこを解明するためには多くの仮説が必要となる。

精神の分野において早い段階でそこを掘り下げたのがジークモント・フロイトや、カール・ユングだった。

もやもやが生まれやすい人の心やエネルギーに関して、明瞭な言葉で説明してくれる本が
「パワーか、フォースか」デヴィッド・R・ホーキンズ

キネシオロジーの考えから、人の意思やエネルギーを紐解いていく。

人間の意識エネルギーを階層わけしているところに関心を覚えた。

意識レベル(エネルギーレベル)
  20  「恥」
  30  「罪悪感」
  50  「無感動」
  75  「深い悲しみ」
  100 「恐怖」
  125 「欲望」
  150 「怒り」
  170 「プライド」
  200 「勇気」
  250 「中立」
  310 「意欲」
  350 「受容」
  400 「理性」
  500 「愛」
  540 「喜び」
  600 「平和」
  700~1000 「悟り」

「パワーか、フォースか」デヴィッド・R・ホーキンズ


階層ごとに「人生の視点」がある。

「恥からプライドの段階では人生の目的を実現するエネルギーにかけているが、勇気から悟りのステージに入れば好循環が起きるので何事も上手く進みやすい」と書かれている。

「怒りは敵対」「プライドは要求」の視点になるのが興味深い。

過度にプライドが高い人は、「思い通りにならない」「自分が傷ついたから周りはこうすべきだ」と要求しがちである。

そして「受容は円満」の視点で「愛は恩恵」だという。

思えば2023年に僕がnoteで記した内容は

・悲しみ
・怒り
・不安

に関連するものが多かった。

下記のkindle書籍2冊は、悲しみや心の傷から生み出されるエネルギーで書いたものだ。

そしてこの2冊を書き上げたあと、悲しみが癒され次の段階に行けた感覚があった。

noteで自己受容を続けたおかげで、自分が欲しているもの、いらないものが明確になった。

本来不要だったものと触れることも人生の大きな学び。ただし、しっかり学べたのならもう付き合い必要のない人とは疎遠になっていくだろうし、いろいろな事象とも縁が切れる。環境自体が自然に変わるのだ。

その空いたスペースに、また別のものが入って循環するイメージだ。

ジャンル的に苦手意識がある方がおられるかもしれない。

なので「どんなもんかいな!?」くらいのスタンスで読んでいただければ幸いだ。

きっとさまざまな発見があるはずである。

リアライフカウンセラーの藤本シゲユキさんの著書

と併せて読めば、可視化しづらい人間の意識や心、エネルギーのメカニズムがクリアになるだろう。

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