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傷ついた僕の中の子ども 〜傷んでいたスズキ〜

先日、ヒーリングを受けました。
(定期的に受けています。)
パソコンが選べなくて困っている、と話すと、子どもの頃の話になりました。

流れとしては、何が不安か、と聞かれたので、
「買った後で、(スペック不足などで)全く使えない、という状況になること」
と答えました。
その後、子どもの頃にそういったことがあったか、と聞かれてある出来事を思い出しました。

それは多分中学生の頃だったと思います。
ある日、小さなスーパーに行くと、鮮魚コーナーにスズキが売っていました。
その頃は、魚釣りをしていて、スズキを釣るのはカレイ等と比べて割と難しい、いつか釣ってみたい、と思っていました。
また、魚の塩焼きが好きだったため、そのスズキを見た時、口の中に塩焼きの味が広がりました。
スズキの塩焼きは食べた事がなかったので、とてもワクワクしました!^ー^
しかも安かった!
高級なイメージだったので、とても嬉しかったです。

お金を払って持って帰り、母親に調理を頼みます。(確か2匹ほど買ったと思います。)
細かいことはあまり覚えていないのですが、まずは刺身にして欲しい、と頼みました。
(刺身が好物でした)
しかし、
これは傷んでいる、ほら目が白くなっている、刺身には出来ない、
と言われました。
確かに目がうっすら白い。(-_-;)
楽しみにしていただけに、悲しくなり、
胸の辺りにズシン、と重く気持ち悪いものが降りてきました。
僕はそれを受け入れられずにいました。

では、火を通してみよう、ということで塩焼きにもしましたが、
あまり美味しくありません。。。

結局、そのスズキは、全部は食べられず処分することとなります。。。

僕は、
「騙された」
と、とても悔しい思いでした。

煮ても焼いても食えない状態のものを売り場に出し、値引きしていたとは言え、金を巻き上げる、
なんて悪どいことをする店だ!!💢

そう感じていました。
受け止め難いガッカリ感や悲しみは、認識している以上だったのでしょう。
怒りが燻り続けていました。
そしてその怒りもまた、受け止め難く、今もずっと燻っています。
その感情や痛みは、「あの日」に凍ったまま。

もうあんな思いはしたくない

もうガッカリしたくない、という思いで、今回のパソコン新調に関しても、必要以上に慎重になっているのでしょう。
少なくても10万はする高い買い物ということと、HSPという性質も手伝って、ガッカリしそうな情報にとことん気づいてしまいます。
(-_-;)

自分の中の「子どもの意識」「大人の意識」

最後に、ヒーラーから、

「自分の中に、そういう傷ついた子どもの自分が居るんだな、と意識してみてください」

と言われました。
子どもの自分を、今の大人の自分が見ている、一緒にいる。
あの時は魚の知識も無く、傷んだスズキを買ってしまったけれど、今はもう大人。
なにもかも思った通りのものを選べる、ということはきっと無いだろうけど、
どうにも使えないモノを選んだりはしないだろう。

また、失敗したとしても、色んな対処でリカバリー出来る。
そして、その時に感じる自分の感情や気持ちを受け止める事が、今の自分ならば出来る。
ヒーリングを始め、色んなツールや、手助けしてくれる人が居る。

子どもの意識を抑圧したり捨てたりするのではなく、そういった大人の意識にも目を向けていきたい。

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