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【HSS/HSPの子育て】子どもの事を自分事にしてはいけない、というお話。

このブログでは、HSPであることを知ってから10年間試行錯誤して得たHSPノウハウをシェアしています。HSPの方には人生の参考に、HSPでない方にはHSP(あるいはHSS型HSP)である私の体当たりな人生を楽しんでいただけたら嬉しいです。

【本日のお題】

本日のお題は「【HSS/HSPの子育て】自分事にしてはいけない、というお話。」について書きたいと思います。と、言っても私の反省日記。苦笑

▶お友だちに仲間外れにされた件。

4月に小学生になった我が娘。
「学童に行きたくない。。。」
と学童の帰り道にぽつり、つぶやきました。

「え?学童行きたくないの??〇〇ちゃんとか〇〇ちゃんとかいるじゃない?」
そう、娘の学童には同じ保育園だったお友だちが何人かいるのです。だから、すっかり安心しきっていたのでこの発言にビックリ。話をよくよく聞いてみると、その同じ保育園だったお友だち2人に仲間外れにされている様子。今まで保育園でそんな事は一度もなかったのに。。。

まだまだ小学生。
お友だちに本当に悪気があるとは思いません。ちょっとしたいたずら心でしょう。相手がその言葉に傷つくことなんてわからない。子どもって無邪気で恐ろしいなぁ、、、と思いました。

初めてこの話を聞いた時はあっけにとられてしまったのですが、一度ではなく度々ある様子。ついつい私も熱くなってしまい、

許せない!!!ヽ(o`皿′o)ノ

と怒り心頭。

なんでそんな事言われなきゃいけないワケ?
こっちの気持ちわからないワケ?
うちの子がなんでそんな子のせいで憂鬱にならないといけないの?
めっちゃ腹立つんですけど!
超腹立つんですけどっ!!!

と心の中で大暴走。汗

先生に言うか?
ママに言うか?
本人に言って泣かせてやろうか?←大人げない。。。(・∀・;)

▶夫の一言

今後の対応策について脳内を目まぐるしく走ります。
そんな私にポツリと夫が言いました。

「で、〇〇ちゃん(娘)は落ち込んでるの?」

ハッとしました。
もちろん、学童に行くのは乗り気でないところはあります。だけど、小学校では少しずつ、周りの子とお話しをしている様子。保育園のお友だちも常にいじわるをするわけではなく、一緒にお話ししたりもします。いわば、ジャイアンとスネ夫とのび太の関係とでも言えるのでしょうか(癪だけど)。

夫の言葉で気がつきました。
この件で一番大切なのは、娘がどう感じているか。どう感じるか。
ということ。HSPであり、アダルトチルドレンである私は、ついつい
「自分が娘の立場だったら」どれだけショックを受けるか、
「自分が」娘の立場だったら」どれだけ悲しい気持ちになるか、
正に「自分事化」していました。

でも、娘は娘。
神経質なところはあるけれど、本人は私ほど気にしていない。苦笑
そもそも、子どもだし。客観的に見て大人が「かわいそう」と思うことと、子どもたちが「悲しい」と思うことは少し違う。
イヤな出来事にフォーカスして解決策を探すことに躍起になるよりも、他の楽しかったこと、今ある幸せなことに目を向けることのほうが大事なのか!ともしかしたら当たり前のことに気がつきました。

▶敵は少ないほうがいい

敵は少ないほうがいい。
これは、私が過去10年で学んだ一番大切なこと。
私は竹を割ったような性格なので、これまで社会で弱者目線で物事を物怖じ説に語ってきました。「正論」を振りかざし、色んな人(上司とか上司とか)とぶつかってきました。汗 たとえ、自分が正しかろうとぶつかってしまうと、その後相手との間にシコリが残ってしまい、避けられたり避けたり、その後の自分の行動を制限することになってしまう。

娘のお友だちのことを悪くいうことは、娘にとって一時的メリットはあるかもしれませんが、長い目で見るとデメリットのほうが大きい気がします。相手の親に言ったところで、親がどうこうできるわけじゃないし(できる親&子ならこんなことになっていない)、先生に言ったところで過剰反応されるだけ。それよりも、小さな社会の小さなトラブルに対して、処世術を身につけるチャンスとして捉えるほうが娘の将来のためになりそうです。

▶まとめ

結局、私は娘の代わりになることはできない。
寄り添えども共感し過ぎない。自分事化は決してしない。
感じるのは娘だし、解決するのも娘。
母親にできることは、
傍にいること。
味方でいること。
笑顔でいること。

娘が仲間外れにされたことに焦点を当て過ぎて、いつの間にか私が憂鬱になっていました。これでは、娘にとって逆効果ですね。反省。母ちゃんは子どもの太陽でないとねっ!
子どもの成長は少し寂しくも、小学生になった娘を暖かく見守っていきたいと思います。

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