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子育てってお金かかるし、疲れるし、大変だけど思うこと。

このブログでは、HSPであることを知ってから10年間試行錯誤して得たHSPノウハウをシェアしています。HSPの方には人生の参考に、HSPでない方にはHSP(あるいはHSS型HSP)である私の体当たりな人生を楽しんでいただけたら嬉しいです。

「結婚して、子どもを産むことが当たり前。」と思っていた私。時代かな?
でも、それは私の想像以上に死闘の日々でした。


苦戦した30代

結婚後、新天地で知り合いもおらず、なけなしの夫のお給料では遊びに行くこともできず、軟禁されたような生活に1週間で大号泣。まず、専業主婦失格になる。

子どもを産み、今度こそ専業主婦に!
と思ったのもつかの間。産後6ヶ月で、抜け毛でハゲる。ひどい帯状疱疹を発症。重度のアトピーに全身見舞われ、最終的に産後うつに陥る。自分にはやはり専業主婦は合わないず子どもにとっても現状は良くないと判断し、泣く泣く働きに出ることを決意。当時は今ほど働く女性は「普通」ではなかったので、義母の視線が痛かった。。。(だったら、手を貸してくれよ…)

二人目を出産し、職場復帰。気づけば夫はハードな職に就いており、ワンオペ。2児。一人目は専業主婦だったので、初めてのワーママ体験。なのに、2児。ワンオペ。回しきれず、家はぐちゃぐちゃ、食事も貧素、心は荒み、子どもに怒る。自己嫌悪。止まらない日々の中で「もっと丁寧な暮らしをしたい…」と心の中で強く願ったのを覚えています。

週3日&在宅勤務のできる会社に転職するも、上司が変わり、勤務時間の増加と出社を要求される。当時はコロナ前でリモートワークが「普通」ではなかったので、仕事を断念。

仕方がないので起業。

30代を終えて思うこと。

長い長い子育ての10年が過ぎ、気づけば家は(ある程度)整い、仕事もムリのないペースでフルリモートワークで働くことができるようになりました。笑顔の絶えない毎日になりました。今思い出すだけでも、げっそりするような10年でした。不器用な私は「子育て」を要領よくこなすことができず、楽しむこともできなかった。今だったら100倍適当にやります。笑 新品にこだわることもないし、おむつをあんなに頻繁に代えなくてもよかったな。。。食事だってもっと適当でも大丈夫だったし、部屋が汚くたって大丈夫。もっとお金を度外視してタスカジさんとかお願いすればよかったな。先の不安や日々のタスクに追われないでもっと「今」を味わえばよかった。常識ややるべき事に負われて「子どもがかわいい!」「子どもといて楽しい!」という記憶が少ない時期が本当にもったいなかったな~と思います。だから、もし今子育てが大変だな~と思う方がいたら、もっともっともっともっともっと手を抜いてほしい。もっとだらけていいから、子どもを抱きしめてあげてほしいな~と思います。

今、思うこと。

確かに、私の30代も本当に大変でした(大半の人はもう少し器用にこなせると思いますが)。これからもきっと(私がそうだったように)反抗期でツラいこと、悲しい思いをすることもあるでしょう。

それでも、子どもたちは、子どもができる前の私の人生の延長線上では経験できなかったであろうものをたくさんくれました。マイナスのことだけではなく、それ以上のプラスのことを。たくさん怒ったり、泣いたりしたけれど、それ以上に笑ったり、ぎゅってした。「無償の愛」というけれど、私が子どもを、というよりも子どもたちからの「無償の愛」を今日も頂いています。大変な日々も絶え間なく子どもたちの愛に支えられ、子育てが落ち着き始めてきた今思うことは、

「もう一度生まれ変わっても、やっぱり子育てしたい」

なにより、毎晩ぎゅうぎゅうになって川の字で子どもたちに挟まれて眠りにつく瞬間が至福。

やっぱり子育てできて、幸せだなー。

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