【HSS/HSPの子育て】朝は子どもを急かさない。
このブログでは、HSPであることを知ってから10年間試行錯誤して得たHSPノウハウをシェアしています。HSPの方には人生の参考に、HSPでない方にはHSP(あるいはHSS型HSP)である私の体当たりな人生を楽しんでいただけたら嬉しいです。
【本日のお題】
本日のお題は「【HSS/HSPの子育て】朝は子どもを起こさない。急かさない。」。最近の私の失敗談を含めたお話し。
▶下の子が入学して焦った件。
下の子が入学して焦った件。先日、下の子が小学校に入学しました。上の子の時に比べると、慌ただしく、お友だちもいるので、親としても「なんとかなるさ。」と思っていました。しかし、春休みに気がつきました。
(この子、自分で荷物持たないんだわ・・・<( ̄□ ̄;))
そう、下の子、と思って荷物を持っていたら、いつの間にか荷物を持たないわがまま娘になっていたのです。上のお姉ちゃんの時は、下の子がいたので、お姉ちゃんは自分の荷物は自分で持つのが当たり前だったというのに。。。
(この子、横断歩道確認して渡れないんだわ・・・Σ(・ω・;))
そう、なにかと慌ただしい二人目。親の私がいるので「はいっ!行くよ!」と号令を掛けて横断歩道を渡っていました。上のお姉ちゃんの時は、「さぁ、待っていてあげるから右左確認してみようねぇ~」と言って育てたので、渡れていたのに。。。
(この子、時間管理ができないんだわ・・・━━Σ(ll゚艸゚ll)━━)
そう、下の子は没頭タイプ。なんでも欲しいし、なんでもしたい。「〇時」と言っても時間に間に合わせず、したいことをしないと気が済まない。下の子だから、、、とやりたいようにさせていましたが、そんな事をしていたら、学校なんて間に合いません。
上の2つはなんとかなったものの、3つ目がネックでした。
▶毎朝、怒鳴る母。
案の定、朝の準備が間に合いません。
「〇〇ちゃん!あと10分!」
「〇〇ちゃん!今それやっていていいの!」
「〇〇ちゃん!くつ下は?!」
毎朝、急かしていました。
そんなある日、
「〇〇ちゃん!」
と言った時に下の子が手で耳を塞いだのです。
ブッチーン!!!ヽ(o`皿′o)ノ
誰のために言ってると思っとるんじゃあ、おらぁ!!!
と心の中で叫びながら
「もういいよ!ママは玄関で待ってるから!時間になったら〇〇ちゃんいなくても出掛けるよ!」
と伝えました。
子どもの通学の送りに子どもなしで向かうなんてなんとも意味不明。。。と思いながら、フツフツとしながら玄関にいました。
すると、、、
なんと、
下の子が時間に間に合わせてきたんです。
▶親のお節介
実は下の子はできたらしい。
私に欠けていたものは「子どもを信じる力」。
「できないから守ってあげる」と思っていたけれど、とんだ勘違い。
子どものチャンスを奪っていたんですね。
自分で行動するチャンス。
自分で考えるチャンス。
自分で失敗して学ぶチャンス。
そういった色々な学べるチャンスを取り上げてしまっていました。小学一年生だからできないことは多いけれど、小学一年生だから失敗しても許される。許されるこのタイミングで、学ぶチャンスをあげなくてはいけなかったのです。
▶まとめ
その日を境に、我が家では私の怒声を聞くことはなくなりました。
私は自分の準備をして、玄関で本を読んでいるだけ。時計を見て、子どもは自分で時間に間に合わせて来ます。
もし、子どもが間に合わなかったら?
そうしたら、遅刻して行けばいい。
私が怒ることじゃありません。子どもの人生だから。子どもの学ぶチャンスだから。
その時は少しだけ手を差し伸べてあげようと思っています。
「今日はどうして間に合わなかったのかな?」
「次はどうしたら間に合いそう?」
こう聞けば、きっと自分で考えて答えを出してくれるでしょう。
もし、また間に合わなかったら?
そうしたら、また質問したらいい。一つずつ失敗を潰していけば、いつか成功にたどりつけるから。そうやってPDCAを回すことができるようになれば、きっと、どんな課題が待ち受けていても立ち向かえるはずだから。
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか? 気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!