｢幸せだ｣の効果

前回書いた、ネガティブな言葉を｢幸せだ｣と言い替えるお話。

始めてまだ一週間程度ですが、気付いたことを書いてみたいと思います。

まず、ネガティブなことを考えてしまうとき。私の気持ちはこれから先に起こること（未来）か、以前起きたこと（過去）に注目している、と気付きました。

例えば、何かで失敗したとき。
前にも同じようなことをしたなと思って（過去）余計にがっかりしたり、また失敗したらどうしよう（未来）と不安になったり。気持ちが｢今｣から離れて、過去や未来に捉われてしまいます。

そんなとき、｢幸せだ｣と思うと、気持ちが｢今｣に向きます。今幸せなのは○○だからだと、｢今｣に集中することでネガティブなことから気持ちを逸らし、落ち着かせる効果があるなと感じました。

｢今｣に集中することが大切なのは、この本から学びました。

人生が楽になる 超シンプルなさとり方 (5次元文庫)

この本の原題は｢Practicing the power of now｣
です。

悟るというと仏教の話かと思ってしまいますが、この著者は宗教に関係なく、悟る方法を書いた本をいくつも出しています。

マインドフルネスにも通ずる内容です。

｢今｣に集中することの大切さをもっと簡単に学べるのはこちら。

カンフー・パンダ スペシャル・エディション [DVD]

この映画は子供向けとして何も考えずに楽しむこともできますが、哲学的な視点から観るとたくさんの名言が隠れていて、私のお気に入りです。
特に亀のウーグウェイ導師の台詞から、｢今｣に集中することで心穏やかに生きるヒントをもらえます。

なんとなく思い付いた、ネガティブなとき｢幸せだ｣と思うことは、意外に自分が今まで学んだことが反映されていました。今までは、学んでも実践できていない状態でしたが、これからも｢幸せだ｣を続けることで学びを実践していきたいと思います。