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直感を楽しむ

昔、オーラソーマというカラーセラピーの勉強をしていた。

色々あって途中でやめてしまったが、このオーラソーマの経験は、私の人生に今でも大きな影響をもたらしている。


自分のことを客観的に見るのは本当に難しい。

そんなとき、自分の前に「色」というフィルターを一枚つけてみる。

自分が直感的に選ぶ色から、その色の持つ意味を知る。色の意味の中から、今の自分にしっくりくる言葉を直感的に選ぶ。そこに無意識が顔を出す。私はそんな風に今も使っている。

オーラソーマを通して、数秘術やタロットカードの世界も垣間見た。その当時はまだ表面的にしか受け取れなかったが、10年以上経ってやっと、少しずつ自分の中に浸透してくるようになった気がする。

最近なぜか気になるのが、タロットカードの「愚者」だ。オーラソーマの勉強過程でタロットカードについても簡単に学ぶ機会があったが、当時はこのカードの絵柄も、カードの意味することも、理解ができなかった。

背景には氷山
左へ向かって歩く1人の人物、目線は上向き
人物の頭には羽飾り
派手な花柄の服
手には白い薔薇
もう片方の手に棒と少しの荷物
進む先は崖の淵
足元には1匹の白い犬
背景の氷山は乗り越えるべき壁、境界線です。カードに描かれた人物は氷山の手前におり、まだ氷山に気づいていないのか、壁の向こう側、つまり外の世界へ出て行こうとはしていません。

この詳しい絵柄の記憶も曖昧なのに、なぜか「愚者」のイメージが頭から消えない。そこで、頭からイメージを取り出したくて、文章をなんとなく書いてみた。そしたら何か変わるかも、と思って。

記事を投稿したあとに、詳しく「愚者」の意味を調べてみた(先程の引用部分)。偶然にも、自分の記事に書いた「境界線」という言葉が出てきて驚いた。もしかしてこの「愚者」は、今の私のことなのか。

その人物の頭には自由を象徴する羽飾りが付いており、才能の開花を意味する服を着て、手には純潔と純粋さを意味する白い薔薇と、行動と情熱を表す棒(ワンド)、可能性を表す「創造の四元素」が入った荷物を持っています。

棒(ワンド)は、ハリーポッターの映画で何度も聞いた、私にはお馴染みの言葉。映画では魔法使いの杖をwandと言っていた。ハリーのように、私もwandmakerのオリバンダーの店に行ってみたい。そして、私に合うwandを選んで欲しい。ハグリットが好きだから、ハグリットと同じ english oak で出来た杖だったら嬉しいな。

楽しそうに歩いているその人の進む先は、リスクを表す崖の淵です。足元には1匹の白い犬がおり、この犬は直感を表しています。犬が人物を引き止めているようにも、もしくは進むように即しているようにも見えます。         ※「占いと恋愛の大人マガジン zired」 より引用

「愚者」の足元にいる白い犬。記事を書いたときはこの犬がカードに描かれていることすら忘れていた。偶然にも、昔我が家で飼っていたのは白い犬だった。

星になった今でも、私を導いてくれてるのかもしれないな。

チコ、ありがとう。



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