生成AIと職人気質な人の現場、熱意の定量化などのニュースの感想。

アニメ業界で“生成AI”に挑んだ実験の裏側。これを読んで考えたことは、生成AIに対して逆風があり、それはアニメーションの現場でも存在し、AI生成物へのネガティブ感が強いこと。次にアニメーションというのは魂(制作物への強いこだわり、妥協を許さない)というある種の職人気質な人たちがアニメ制作に携わる人には多いように感じられた。私も過去にデザインの専門学校に通っていた期間があるので気持ちはわからなくもないし、これはアニメ制作の現場に限らず職人気質な人たちが、生成AIを毛嫌いするケースなどは存在するだろうと考えている。次に「人がどこまで熱量をかけるのか?というのが本物の「価値」につながるというのは実感しているとあるが、では、そこに法則や規則などはないのか気になった。法則や規則などを見つけることで数値化や定量化ができるのではないか。はたまた再現性を高くするにはどうすれば良いのかといった議論がAIが普及し始めたことで展開されていくだろうと感じている。ただ、それはとても難しいことも理解している。

輸送業界の革命、電動トレーラーのテスラセミが1日で1,000マイル以上を走行。この記事を読んで気になったのは、テスラセミトラックの1台は1日で1,076マイル(1,731km)という距離を走行できること。現在の電気セミトラックは最大500マイル(参照:ファクトシート|トラック産業の未来: 電動セミトラック(2023年))なので、2倍以上は走行できるのは評価できる。また、現状の電気トラックは航続距離300kmの制限(参照:長距離電気トラック、今日にも完成)などがあるようだ。次に長距離トラックの電動化の課題として、バッテリーが大きくて重いこと。動かそうとする重量が増加するほどに車両に電力を供給するために必要なバッテリーも比例し増加するという意見を持ったビル・ゲイツ氏などらに、今回のテスラセミトラックは真っ向から勝負をしている。ただ、電動トレーラーの走行できる距離が長くなるのは良いことである。

プラスチックごみのリサイクルを拡大 北九州市で製品プラも収集。この記事を読んである疑問が湧いた。プラスチックごみをリサイクルするのは良いのだが、どうやってリサイクルするのか。処理の部分が気になったので調べてみると、国内の廃プラスチックの現状としては、回収された廃プラスチックは約6割がサーマルリサイクル、約2割がマテリアルリサイクル、約0.5割がケミカルリサイクルとしてそれぞれ処理が行われているようだ(参照:日本における廃プラスチックに関わる現況と新しいビジネスの可能性)。では、約6割を占めるサーマルリサイクルとは何なのだろうか。サーマルリサイクは、廃棄物を燃やすときに発生する熱エネルギーを回収して利用するリサイクル方法である(参照:サーマルリサイクルとは?メリットや問題点をわかりやすく解説)。そしてこのサーマルリサイクルにはメリットとデメリットが存在する(参照:サーマルリサイクルとはどんな方法?具体的な流れや、課題・問題について解説)ので、消費者はプラスチックごみを捨てる際にこのようなことも理解した方が良いと考える。


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