汚泥から得たエネルギーとIoT活用でエビを養殖する - 2024/06/19

読者へのメッセージ(小話): コメ不作で価格が高騰し、巷で見かけることが多くなったおにぎり店は我慢の限界に達しているようだが、経営において予測できないことが起きるのは当たり前の話だという意見。あとおにぎり店をはじめた理由は、将来的に利益が出ると考えてはじめたと思うので、「我慢の限界に達している」と言われても、経営している本人以外は興味がないと思う。

■今日のトピック

汚泥から得たエネルギーとIoT活用でエビ養殖--ベトナムで産学連携の実証実験。エビ養殖地の汚泥とレモングラスの加工廃棄物を発酵させ、生成したバイオガスを固体酸化物形燃料電池(SOFC)に供給することで発電するという発想が素晴らしい。ベトナムの主要産業であるエビ養殖は、電力の供給不足、大量に発生する養殖汚泥による周辺土壌と地下水の汚染、温室効果ガスの発生など複合的な課題を抱えているが、深刻な課題を同時に解決することができるし、このような解決策は他にも応用できるのではないかと私は考えている。あと複合的な課題をいっぺんに解決できる方法を考えて検証することは、ベトナムだけでなく日本にとってもとても大事なことである。

400年劣化しない太陽電池 宇宙空間で自己修復。日本で豊富に産出される黄銅鉱を原料にした薄膜型のカルコパイライト太陽電池は、放射線を浴びて傷付いても自分で修復する能力があるため宇宙での利用が期待されていると書かれているが、傷付いても自分で修復するというのがすごい。宇宙での利用には乗り越えなければいけない課題はあるだろうが、将来的に宇宙で利用できるようになれば、地球のエネルギー問題などを解決できる手段となる。

寿命は約7年 進化する掃除機 多彩な製品が競演。「リチウムイオン電池の進化などもあって稼働時間を延ばせていることもあり、使い勝手の良い充電式スティック掃除機が今では市場の主力」と書かれているが、リチウムイオン電池の発明が、昔の掃除機から使い勝手の良い充電式スティック掃除機へと移行している点が興味深い(参照:第3回 ノーベル賞も受賞!リチウムイオン電池の普及の歴史)。1つの発明が市場を徐々に変化させている。次に「使う頻度や雑に扱うことも多いため、掃除機の寿命は7年程度と言われている」と書かれているが、7年という期間が短いのか長いのかは個人の感覚で分かれると思うが、意外ともつ気がする。

「スマホ1つで電車乗り放題「QRコード乗車券」発売へ 大阪市内の主要私鉄全線と地下鉄に乗り放題」という記事で考えることは..。

ここから先は

443字
このマガジンを購読すると、役立てる情報をお届けいたします(基本的に毎日ビビってるし死にたくないので情報を集めて回ってます)。定期的に読むなら購読の方がお得です。

今の社会の動きやリスクがわかるニュースを厳選してお伝えしています。

よろしければ執筆費用をサポートお願いします!助けてください。