ペット保険会社「アニコム ホールディングス株式会社」の財務諸表（第24期 第1四半期）を見てみる

元従業員が告発　ペットショップ「クーアンドリク」の「ゴキブリだらけの繁殖場」で死んでいく子犬たち　杉本彩氏は「大量生産ありきで命を軽視している」 | デイリー新潮

元従業員が告発　ペットショップ「クーアンドリク」の「ゴキブリだらけの繁殖場」で死んでいく子犬たち　杉本彩氏は「大量生産ありきで命を軽視している」という記事が目についたので、ペット保険専門のアニコム損害保険などを傘下に抱える「アニコム ホールディングス株式会社」をEDINETで調べてみることにした。

・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字に着目する。まず現金及び預貯金（資産）で前連結会計年度(2023年３月31日)が、308億円だったのに対し、当第１四半期連結会計期間(2023年６月30日)は、278億円と減少している。次に有価証券（資産）で前連結会計年度(2023年３月31日)が、169億円だったのに対し、当第１四半期連結会計期間(2023年６月30日)は、210億円と増加している。次に未収金（その他資産）で前連結会計年度(2023年３月31日)が、32億円だったのに対し、当第１四半期連結会計期間(2023年６月30日)は、30億円と減少している。次に負債。保険契約準備金（負債）は、前連結会計年度(2023年３月31日)が、228億円だったのに対し、当第１四半期連結会計期間(2023年６月30日)は、232億円と増加している。そして利益剰余金。これは前連結会計年度(2023年３月31日)が、134億円だったのに対し、当第１四半期連結会計期間(2023年６月30日)は、139億円と増加しているので、当第１四半期連結会計期間は稼いでいる。負債合計が当第１四半期連結会計期間は332億円で、純資産合計が287億円なので負債額が割合的大きいがおおすぎるわけではないし保険会社なので、今のところ平常ではないかと考える。

・四半期連結損益計算

次に損益計算書（PL）。まずは経常収益は、前第１四半期連結累計期間(自　2022年４月１日 至　2022年６月30日)が、139億円だったのに対し、当第１四半期連結累計期間(自　2023年４月１日 至　2023年６月30日)は、148億円と増加しているし、経常利益（企業の事業を行って得た利益）は前第１四半期連結累計期間が、7億円だったのに対して、当第１四半期連結累計期間は12億と増加しているので当第１四半期連結累計期間は営業の調子がよかったのだろう。そして四半期純利益は、前第１四半期連結累計期間が、4億円だったのに対して、当第１四半期連結累計期間は8億と増加している。