橋本潜伏先

どっかんプロ→フリー/M-1グランプリ2015、2016 3回戦進出/R-1ぐらんぷり…

橋本潜伏先

どっかんプロ→フリー/M-1グランプリ2015、2016 3回戦進出/R-1ぐらんぷり2019 3回戦進出/女装/美脚

マガジン

  • 弱小芸人が3回戦行くぞ日記

    事務所のコネもない、知名度もない、華もない表現力もない、そんな弱小芸人が再び3回戦に返り咲くために考えたこと。目標で3回戦止まりなのが弱小たるゆえんです。

最近の記事

[前半]出来てたことが出来なくなっていく恐怖。

ヨワイ35歳、自虐的に「もう自分なんておじさんだから」と言っても「いやいやそんなことないですよ」とは言われなくなる年齢になった。 謎に肌ツヤがいいからそこまで大事にはなっていないけど、ちゃんとおじさんなのである。(謎に20代から男だてらにスキンケアをしていた甲斐というものがあった)(よく見るとシミがそこそこあるけど、そこまで僕に興味を持ち接近する人間はいないので、バレてない) で、おじさんになると当然、色んなことが出来なくなる。 最近思うのは「ムチャな飲み方ができなくなった

    • いっちょかみ弔意

      最近、著名人が相次いで亡くなってますね。 僕にとって著名人はもともと雲の上の存在なので良いのですが、 問題は比較的身近だった人が亡くなられたときで、それにコメントすべきかどうかとても迷います。 亡くなったときでなくても、そこまで近しい間柄じゃない人が脚光を浴びたときも。 賞レースで結果残したときとかに、「以前一緒に〇〇した××さんが…!おめでとう!」みたいなの。 思うに”売名くささ”を自分自身に感じてしまうんでしょうね。 弔意以外の目的があるような気がする、というか。

      • 初めて「絶対勝てない」と思ってしまった

        「誰も見てないのに書く必要あんのかな…」 って思ってたら、「読んでます」って後輩がいたので書きます。 なんとまあ、 今年もM-1一回戦で落ちちゃいました。 ちーん。 去年はネタ飛ばしたからまだ言い訳できたんだけど、 今年はノーミスで(なんなら調子良かった)、なのにそこまでウケずに全部シングルヒットという、「完・敗・物・語」だったんですよ。 まずそこらへんの分析をしてみます。 ①引き芸の人は、お客さんによってはそこまでウケない 袖から客席を覗いた時に、イヤ~な予感が

        • 敗者の弁、和田勉(2)

          【総評】 まあしゃあねぇかな~、って。僕らにできることはやりました。 【良かった点】 ほぼほぼミスなくやれたこと。 何を当たり前のことを…とお思いでしょうが、 賞レースで100%を出しきれることなんてありません。 せいぜい6・7割、というのが前事務所の教えです。 まぁ、いっぱい練習したもんね。 練習って大事。勉強と同じです。 突貫工事で仕上げた割にはよく頑張りましたよ、ホント。 【分析?】 ①題材のブラックさがコンプラ的に気に食わなかったか ②野球ネタが伝わらなか

        [前半]出来てたことが出来なくなっていく恐怖。

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        • 弱小芸人が3回戦行くぞ日記
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        記事

          風穴を空けたのは西さんの方だった

          以前酒に酔っぱらってこんな文章を書いた。 (というとその時だけ変なこと書いたのかと思われたでしょうが、シラフでもたいがい同じようなモンです) すげー完結に言うと、 「弱小芸人がR-1 3回戦行こうと思ったらちょっと新し目のフリップくらいしか勝ち目ないよ」 というミラクル大きなお世話な提言なのである。 (こんなしょーもないこと言うクセに、中途半端に結果が出るから僕という人間は面倒くさい) ただ、あれから1年半が経ち、状況は一変した。 僕の盟友(親友?友達?まあなんでもいい

          風穴を空けたのは西さんの方だった

          徒花がまた散った。

          Mr.ロビンソン結成十周年記念ライブが無事に終了いたしました。ご来場誠にありがとうございました。マジで。 「Mr.ロビンソン」というのは、私が昔組んでいたコンビであり、当時はちょっとだけ名古屋で名を馳せていた漫才師だったのです。 それが大半の期間が空白ながら結成から十周年(2013年3月13日結成でした。日付まで覚えてるのキモいって言われるんだけど何があかんねん)を迎えたため、「まあ、昔はそこそこ頑張ってたし、復活ライブなんてやったらちょっぴり喜んでくれる人もいるんじゃねー

          徒花がまた散った。

          [2022/9/25]「ナナナナ~ナナナナ~ 敗者の弁、和田勉」

          【業務連絡】 9/24の出番以降、一切M-1に関する情報は入れないようにしてます。 そのことについて話しかけられても無視します。 Twitterも消しました。 キンナゴで会っても、そっとしといてください。 何ならこちらが挨拶しても無視してくれて良いです。 この文章は見られても見られなくてもかまいません。 自分の備忘録のために書いてます。 -- 去年の2回戦であまりウケなかったことを受け、4月くらいからキングオブナゴヤに出させてもらうことで舞台経験を積みました。

          [2022/9/25]「ナナナナ~ナナナナ~ 敗者の弁、和田勉」

          持たざる者はフリップで風穴を空けねばならない

          ピン時代もコンビ時代も、一人コント主体で細々R-1に出続けてきましたが、名古屋の1回戦は通ってもアウェーの2回戦で鳴かず飛ばず。 そんな状況が数年続きました。 その内R-1は裸のおじさん芸人が2年連続で優勝するようになり、「ただ内容が面白いだけでは”飛び道具”に勝てない」ということをなんとなく感じるようになりました。 それでもピンネタに時間を使える訳でもなく、とりあえず個人的に作りやすい設定バラシ系の一人コントで何とか1回戦だけ通る。というのを繰り返していました。 転機が

          持たざる者はフリップで風穴を空けねばならない