私の心

私に関わって下さっている皆様へ。
いつも暖かく接してくれて、仲良くしてくれてありがとう。少し心配な事を抱えてしまい、出来ればご理解頂ける方が少しでも増えればと思い筆を取りました。長くなるかもですが最後まで目を通して頂けると幸いです。

実は7月中旬に精神科にかかり、『うつ』と診断されました。

診断を受けるに至った要因は、数年前から自分の中にこれまでにはないコントロールの効かないおかしな症状、小さな計算ミス、大量の誤字脱字、どもり、そしてとても厄介なのが異常な物忘れが現れ始めました。それは悪化を続けましたが、『自分は普通だ』と言い聞かせて粘りました。しかしいつまでたっても計算ミスや誤字脱字は治らず、会議の日やアポイントを忘れたりが始まり、職場では疎ましがられ阻害される様になり、家庭でも医者の予約を忘れたりスーパーに向かう道を間違えるなど明らかに異常を感じる様になり、ここ半年は死を意識するようになり、小説も読んだり書いたり出来なくなり、いよいよヤバいと感じて精神科にかかる決意をしました。

診断の結果は『抑うつ状態・中程度適応障害』でした。うつには2種類あり、良い時と悪い時の差が激しい『躁うつ』、そしてただただ落ちて行くばかりの『うつ』今の私は後者になる寸前で『抑うつ状態』と言うそうで、度合いとしてはすぐさま治療に入らなければならない状態だそうです。又ADHDの傾向も強く出ていて、ケアレスミスや物忘れに色濃く影響しているとの事でした。

私は家庭ではアルツハイマーの母親を一人で見ています。母本人の強い意向もあって介護サービスはまだ使っていません。職場では自分に課せられた仕事や課題は、自分と同じ熱量できっちりしっかりこなしてくれるメンツに恵まれない事が多くほぼ全て一人で背負って来ました。どうやら頑張り過ぎてしまったようです。会社に診断書を出し課長職を降りることにしました。今まで休むことすら、休憩することすらタブーと心に決めて来た私が課長を降ろしてくれと会社に言えたのは新しい変化ですね。

今精神科クリニックで頂いている薬はとても私に合っていてよく効いて助かってます。外出や遠征の時はコンディション整えて行きますが、もし今後皆様とお会いする日やお会いしたタイミングで症状が出ている事があるかも知れませんが、我儘なお願いではありますがこれまでと変わらず接して頂ければ幸いと思います。

長々とすみません。