週刊オールライター第69号 「2月のまとめ特別編 名古屋でたくさん『会ってくる』旅」
お待たせいたしました。今回は、2/21から昨日2/24の早朝にかけて名古屋に行ってきましたのでその様子をお届けします。
1. 1日目 人生2度目の夜行バス・ドリームなごや7号
今回は昨年2月に大阪へ行った時と同様、夜行バスで目的地に向かいます。
小雨に降られる中、私は母の送迎で自宅最寄駅に向かい、そこから東京駅に向かいました。
人生初の東京駅八重洲口高速バスターミナルでしたが、いろいろなバスを見ることができて楽しい時間でした。
集合時間までいろいろと撮影していましたが、その中に「撮り納め」した車両がありました。
ドリームなごや1号に使用されている「ふそう・エアロキング」です。2月29日をもって引退し、スカニア製車両に置き換わるので記録しました。
二度と見れなくなる記録を収めたところで、今回お世話になる
「ドリームなごや7号」
が登場。こちらはスカニア製の車両です。
23:30に東京駅八重洲口高速バスターミナルを出発。途中、足柄SAと浜名湖SAで休憩、静岡ICで乗務員交代をし、その後は名古屋ICバスストップ、星ヶ丘、本山、千種駅、栄、名古屋駅、尾張一宮駅、岐阜駅と停まります。ドリームなごや号はほとんど東京〜名古屋で運転されますが、7号・10号に限り岐阜発着となります。
JRバスの3列座席(クレイドルシート)は昨年2月に大阪行った際に利用した3列シートよりも座り心地が良く、足元に違和感を覚えることはありませんでした。ただ、寝れませんでした。これは夜行バスの宿命なのでしょう。ただ今回は、岡崎市の美合PA付近を通過中に大雨に遭遇し、車体に打ち付ける音が聞こえていたことも原因の一つとなりました。
2. 2日目 1日3回の乗り納め、フォロワーさんとリニア・鉄道館、そして「夕食な会」
睡眠というべきか仮眠というべきかどっちとも取れない状態の私を乗せたドリームなごや7号は大雨をもろともせず順調に進み、終点の岐阜駅に到着。
岐阜駅からはホームライナー大垣に乗ります。
ホームライナー大垣は、大垣〜名古屋を結ぶホームライナーで、「しらさぎ」に使用される681系を用いる列車です。
JR西日本の車両が他のJR内完結の列車に充当されるという珍しい列車です。
ホームライナーは特急列車に格安で乗車できる乗り得列車です。ちょうどドリームなごや7号が岐阜に着く時間に来るので乗っておきたいと思って乗車しました。
今回は奮発してグリーン車に乗りました。
大きな座席にゆったりと腰掛け、名古屋に向かいました。
そして名古屋駅のパン屋で朝食を取りました。
朝ごはんを食べ、JR東海の交通系ICカードのTOICAを買いました。
TOICAの購入を済ませ、今回同行する1人目のフォロワーさんと合流し、フリー切符を購入してあおなみ線に乗車。金城ふ頭に向かいます。フォロワーさんというのは、Xのフォロワーさんです。
それでは、リニア・鉄道館の展示車両・展示物をご覧ください。
一通り楽しんでお土産を買い、金城ふ頭から再びあおなみ線に乗車します。
一度ささしまライブ駅で途中下車して寄り道したのち名古屋駅へ戻り、フォロワーさんと解散してお土産を買ったり夜の乗り鉄の切符を買ったりしたのち、ホテルにチェックイン。
そして夕方、寝落ちから目覚めて名古屋駅に向かい、夜の乗り鉄を始めました。
まずは、「しなの」用の383系で運用されるホームライナーに乗ります。
グリーン車が連結されているので、この列車も朝乗った大垣と同様にグリーン車に乗りました。
目的地は高蔵寺です。
高蔵寺で下車し、後からやってきたある普通列車に乗車しました。
その列車は、高蔵寺から愛知環状鉄道に乗り入れて瀬戸口に向かうJR東海の普通列車です。ちょっと変わった特徴を持った列車です。
その変わった特徴とは、
「ホームの有効長の関係でドアが開かない車両があるため愛知環状鉄道線内は瀬戸口側4両に乗れない」
ということです。日本で唯一の「客扱いをしないドアカット」です。
瀬戸市で下車し、隣接する新瀬戸駅から「せとでん」こと名鉄瀬戸線に乗車します。
名鉄瀬戸線は、名鉄の中で唯一他の名鉄線との乗り換え駅がない孤立した路線です。
せとでんに乗車し、繁華街の栄町に向かいます。
繁華街・栄で地下鉄に乗り換えます。
まずは名城線に乗車します。地下鉄では初めて環状運転を実施した路線です。この路線の完成により、日本の3大都市圏に1路線以上環状運転の路線があることになりました。
(首都圏→山手線・大江戸線、中京圏→名城線、近畿圏→大阪環状線)
今回名城線に乗りにきた目的は、この路線で走っている2000形の置き換えが決まったからです。具体的にいつ引退するかは未定ですが、今後の計画として名城・名港線と桜通線の新車導入が決まったので、乗れなくなる前に記録に収めておこうと乗った次第です。
1つ隣の久屋大通まで出て、桜通線に乗り換えます。
桜通線の6000形も置き換えが決まったので、記録しました。
桜通線で今池に出て、ここでも待ち合わせをしました。ここで待ち合わせたのは、SMAPが好きということでLINEのオープンチャットとXで繋がった方です。2人で夕食にしました。「夕食な会」です。行き先は味仙本店。
台湾ラーメン発祥の店です。
大きな器で出てくるイメージがあったのですが、実際には小さくて驚きました。かなり辛いとは噂に聞いていましたが、食べられないというレベルではな買ったですがかなり刺激が強かったです。
そして東山線で名古屋に戻り、フォロワーさんと解散してホテルに戻りました。
こうして2日目も楽しく過ごしました。
3. 3日目 どうしても行きたかった明治村とセントレア お世話になっているフォロワーさんと一緒
震えながら起床した3日目。モーニングを食べにプロントに行きました。
3日目のメインイベントは、大学入学以来行きたかった明治村に行くことです。実は明治村には、私の通う大学の建物が移築されてます。入学当初にその事実を知ってから、ずっと行きたいと思っていました。そしてこの日、私のX開設当初からのフォロワーさんと一緒に行くことができました。
モーニングを食べ終えた後、銀行でお金をおろし、名鉄名古屋駅に向かいます。
すぐ列車に乗るのではなく、名鉄名古屋駅を「観察」してから明治村のある犬山へ向かいます。実はこの名鉄名古屋駅、とてもおもしろい駅で、時折「カオス」と形容されます。その名鉄名古屋駅の面白いポイントをここで書いてしまうとかなり長くなってしまうので、次回の配信の内容にしたいと思います。
今回はフリーきっぷを活用しました。「明治村時間旅行きっぷ」です。このきっぷ、めちゃくちゃなくらい強いきっぷです。というのもこの切符には以下の効力があります。
・名鉄全線乗り放題
・犬山駅東口⇆明治村(岐阜バス)乗車可能
・特別車両券ミューチケット1回限り110円割引
・明治村村内の交通機関乗り放題orバス乗り放題・SL路面電車1回限り無料・軽食割引のいずれかの特典選択
・犬山城下町で使える割引クーポン
・犬山駅のファミリーマートで使えるクーポン
ここまでてんこ盛りで4100円というとんでもないお値打ち価格。
この日1日中お世話になりました。
名鉄名古屋駅で少しの間「カオス」を鑑賞し、乗車予定の快速特急の一般車に乗車し犬山に向かいました。
犬山駅のホームでフォロワーさんと合流し、明治村に向かいました。
まずはバスで路面電車の京都七条駅付近に向かい、そこから路面電車に乗ることにしました。
この明治村で動く電車は日本最古の動態保存電車です。京都市電で走った後に2両が明治村で保存されています。
品川燈台駅で降り、周囲を散策しました。
少し坂を下った先に目的の建物がありました。
宗教大学車寄です。
念願の建物を記録できてよかったです。在学中に。
そして路面電車で名古屋駅に向かい、蒸気機関車に乗車します。
今回の牽引機はなんと1872年10月14日の開業と同時に輸入された機関車のうちの1両、12号機です。
小さな動く近代化産業遺産に揺られながら東京駅に向かいます。
東京駅のある5丁目には、主要展示物の一つ、ライト建築の帝国ホテル初代正面玄関があります。
ここでちょうど12時になったため、浪漫亭でお昼にすることに。
オムライスやハヤシライス、カレーがリーズナブルな価格で食べることができます。
お腹を満たしたところで観光再開です。
5丁目をある程度周り、SLで再び名古屋駅に戻り、今度は4丁目を周りました。
バスで1丁目に戻り、鉄道省新橋工場に展示されている御料車を見学しました。
御料車がこのようなオープンな環境で展示されているのは日本で唯一ここだけです。
大宮の鉄道博物館にも御料車が展示されていますが、ガラスケースの中に厳重管理されているので、明治村の方が距離が近いように感じました。
こうして時間になったので明治村を後にし、特急で名古屋に戻ります。
名古屋駅に戻ったところでフォロワーさんと解散し、ナナちゃん人形を見に行きました。
そしてミューチケット割引の制度を発動し、この旅最後の目的地である中部国際空港(セントレア)に向かいます。
名古屋からはミュースカイで中部国際空港に向かいました。
道中、常滑駅を通過すると「Big Sunset」という曲が流れます。これは空港行きの特急・快速特急・ミュースカイ限定で流される名曲になっています。中部国際空港に行く目的は、これが聞きたいからというのもあります。
夕日の中、空港連絡橋を渡って列車は終点の中部国際空港に到着。
第2ターミナルにある「FLIGHT OF DREAMS」に行ったのですが、これがとんでもない施設でした。
ボーイングの本拠地があるシアトルの街並みを意識して作ったシアトルテラスには、堂々とMLBのシアトル・マリナーズのロゴマークが。
なお、このチームに長らく在籍していたイチロー氏は愛知県出身です。
そしてここの名物は、本物の飛行機が展示されているという点です。
展示されているのは世界最強の中型機と呼び声高いボーイング787のなんと初号機!(ZA001)
正真正銘、一番最初に飛んだ機体です。787の部品の中には日本国内で製造され、セントレアから貨物機「ドリームリフター」に載せてシアトルまで運んだものもあります。そのような縁から寄贈されたようです。
貴重な機体を拝んだ後は第1ターミナルに戻り、夕食にしました。
名古屋メシとして最後に選んだのは、味噌カツの本場「矢場とん」です。
わらじカツを注文したのですが、これが本当に美味しかったです。ご飯もキャベツもおかわり自由ですのでたくさん胃袋に放り込みました。
夕食後は銭湯へ。セントレアの中に銭湯があることは知っていたので入浴することにしました。
一風呂浴びていちごミルクを飲んでゆっくりした後、帰りのバスの時間もそろそろだったのでセントレアを後にすることにしました。
再びミュースカイに乗って名古屋に向かいます。
バスの集合時間までまだ時間があったので、朝食を食べに行ったコンパルで暇を潰しました。
このお店、とにかくクセが強い・・・
時間になり、帰りのバスの集合場所に向かいました。
帰りにお世話になったのは、平成エンタープライズのVIPライナー名古屋2便。
川越〜名古屋・金山を結ぶ便です。このバスは通常の3列シートのほかに、2つだけランクアップシートが導入されています。
今回はこの座席を利用しました。
4. 最終日(4日目) 帰宅
そして朝が明け、バスは川越駅に到着。
改札に入ると、見たことのある光景が広がってきました。
帰って来れた実感が湧きました。
そして、川越線と高崎線を乗り継いで、家路につきました。
むすびにかえて
今回は、名古屋旅行の模様をお届けしました。
巡りたい場所はたくさん巡れたので満足です。
皆さんもぜひ、名古屋に行ってみてください。
次回の配信は9日です。今回の旅行で何度も立ち寄った名鉄名古屋駅についてお送りします。
それではまた。
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