見出し画像

週刊オールライター第56号「11月のまとめ」

今回は月末なので「11月のまとめ」をお送りします。
阪神タイガースの日本一特集は大号外で放出したので、阪神以外のニュースをお送りします。

1. 新聞列車が消えた

阪神タイガース日本一の興奮が冷めやらない11月6日、阪神日本一を伝える新聞を買うために地元駅改札内のKIOSKに行った時のこと。張り紙を見て驚きました。地元を走る宇都宮・高崎線の新聞輸送が運休していることを知ったからです。
宇都宮・高崎線の新聞輸送は、1986年に国鉄が荷物輸送を廃止してからも運行を続けていた「新聞を鉄道で運ぶ」という数少ない例で、2010年に両国発内房・外房線方面の列車が廃止されてからJR東日本管内で唯一の生き残りとなりましたが、ここにきて運休になりました。どうやら燃料費の高騰で輸送コストが悪くなり、夕刊を列車で運ぶ輸送形態が取れなくなってしまったとのこと。地元にレアな列車が走っていることを自慢に思っている私からすれば寂しい限りです。
なお、このまま列車による新聞輸送が廃止された場合、JR東日本は新聞輸送を完全廃止することになります。

新聞輸送列車運休を伝える張り紙。
どうしてこうなったのかいまいちわからない部分もあります。
新聞輸送中の高崎線。
2018年に撮影しました。


2.熊の駆除に電話口で泣きながら抗議?

8日、私のライフワークでもある「下校を利用した乗り鉄」をしていた際、Xを開くと上記のネットニュースを見つけたので読んだ瞬間、唖然としました。
なぜ殺してはダメと電話口で泣くのか、意味不明です。逆にこれ受けた職員さんが気の毒でなりません。泣かれても困るだけだと思います。

このニュースは、近頃急増している穴に帰らずにヒトのテリトリーに出没して害をもたらす熊を駆除するという対策に対して
「殺す意味がわからない」
という感情論だけのクレームが多い、と読み取りました。

「泣かれても困る」で思い出したのですが、私が最もヤンチャだった中学2年生の秋の中間テストで勉強をろくにしなかったことで成績を大きく落としましたが、その頃の私は今よりも精神年齢が異常に幼かったこともあって泣きじゃくり、理科の担当だった私の中学時代の恩師に
「泣かれても困る」
と突っぱねられたことがあります。
抗議の電話を受けた職員さんの気持ちはまさにこの私の恩師と同じです。同じ「だろう」ではなく、同じ「です」

私は、大学で日本近・現代史を専攻していますが、動物の専門家ではないのでこのようなことを言うのも的違いだと思いますが、クマ対策を怠たった最悪のシナリオは
「三毛別羆(ヒグマ)事件の再来」
になるとここに警告します。
この歴史に残る大事件は戦前、北海道三毛別で体が大きすぎて穴に入れなくなったヒグマがヒトのテリトリーにあらわれて農作物を荒らした結果、その味を覚えてしまい、やがて多くの人々を襲ってしまったという凄惨な事件です。本当に私はこの事件の再来になることが怖いです。
ですので、私は熊の生息地域でクレームに悩まされている自治体にはクレーム対策の強硬化と駆除の意味を根気強く説明する場を設けることをして欲しいと思っています。

3. 大相撲九州場所の話題

奇数月は大相撲の開催される月になっています。多趣味な私は大相撲を見ることも好きで時間が許されれば極力見ています。
年納めの場所である今年の九州場所。休場者は、一人横綱・照ノ富士関がまたしても全日程で休場となったほか、三役復帰も近い大関経験がある前頭筆頭・朝乃山関、「相撲界の令和の怪物」と呼ばれている前頭9枚目の伯桜鵬関となっています(のちに朝乃山関は復活)。そのためこの場所の最高位は大関となり、該当者は前場所に優勝している貴景勝関、前場所に角番を脱した2代目霧島関、68代横綱朝青龍氏の甥(朝青龍氏の長兄の次男)である豊昇龍関の3人となりました。
私は現在、47代横綱・柏戸を輩出したことで有名な伊勢ノ海部屋を応援しています。この部屋の関取は現在小結の錦木関しかいませんが、前場所に優勝争いを演じたその勢いは衰えていないように思います。
金曜日終了時点での気になる優勝争いですが、トップは2敗となっている霧島関(大関)・熱海富士関(前頭8枚目)となり、優勝争いは彼ら2人に絞られることになりました。
今年の相撲納め、果たして優勝は誰になるのか、千秋楽限定のエンディングも合わせて楽しみにしています。

むすびにかえて

今月も様々なニュースがありましたね。阪神日本一から始まった11月もあっという間に終わり、寒くなりました。皆様も気をつけてください。

それでは次回、12月2日に会いましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?