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週刊オールライター第22号 「恐竜と私」

 こんにちは。HISASHINJOです。ついに4月に突入ですね。この記事が配信される4月1日は「エイプリルフール」ですが、私にとっては最も苦手な日であるだけでなく、「ライター」というマスメディア職に就くことを目指す人間として、虚偽の内容を書くことはあるまじき行為であるため、通常運転をしなくてはなりません。今回は、「恐竜」について書いてみようと思います。不定期配信時代にも書きましたが、改めて書きます。
不定期配信時代の記事はこちらをご覧ください。

1. 恐竜との出会い

 正直出会った頃の記憶もなぜハマったのかも鉄道と同様、記憶が曖昧なのですが、確かに鉄道の次にハマり、鉄道に続いて長い趣味歴を持っているのは間違いないです。一番古い記録は、2006年に幕張メッセで開かれた「世界の巨大恐竜博2006」に行き、その図録を持っていることだと思います。この頃にはすでにハマっていました。ですが同時期に、私をよりオタク化したある番組が放送されるのです。

2. プレヒストリック・パーク

 その番組こそ、「地球ドラマチック」で放送された「プレヒストリック・パーク〜絶滅動物を救え!〜」です。この番組は「ハリーポッターシリーズ」「ウォーキングwithダイナソーシリーズ」などを手がけたVFXスタジオとイギリスのテレビ局BBCが手がけたSFドキュメンタリー番組です。昨年11月に亡くなられた故・渡辺徹氏のナレーションは今でも脳裏に焼き付いています。主人公はイギリスの生物(主に鳥類)学者・冒険家・テレビプロデューサー・動物プレゼンターのナイジェル・マーヴェン氏。ナイジェル氏が「タイムゲート」で過去に飛び、すでに滅んだ動物を現代に連れて帰り、動物保護区「プレヒストリック・パーク」にて保護するというお話で、ここで救った動物はティラノサウルス、トリケラトプスなどといった恐竜から、マンモス、サーベルタイガー(スミロドン?)などの大昔の哺乳類、恐竜時代以前に生きていた虫たちなど多岐に渡ります。単に恐竜を連れてくること以外にも、パーク内でのトラブルなどもリアルに起きていたかのように描かれ、恐竜オタクじゃなくても十分に楽しめます。
ちなみに、この番組によってナイジェル氏の人気が日本でも高まったことは言うまでもありません。ニコニコ動画などでは
「時をかけるおっさん」
「パーク内の柵は木ではなくオッサニウム合金という特殊金属で出来ている」
「おっさんは連れ帰るのではなくて世界の均衡を破って拉致する」
などといい意味で揶揄されることがしばしばですが、ナイジェル氏自身は日本での人気が高いことを嬉しく思っているようであり、プレヒストリックパークのDVDが発売された際のトークショーやテレビ出演などで日本を訪れたこともあるようです。

3. 国立科学博物館と私

 日本の恐竜の聖地と呼ばれる場所はいくつか存在しますが、私にとっての「恐竜の聖地」は、国立科学博物館です。「科博」と称されるこの博物館は、日本で最初に恐竜の全身骨格を展示した場所で、名実ともに日本の博物館における恐竜展示の元祖と言えます。
私の恐竜オタクが覚醒した頃から、よく両親に連れて行ってもらっていました。特別展が開催されようがされまいが、訪問回数は数え切れないと思います。最近では、大学の授業の一環で日本館のことをレポートに書くために行ったついでに展示を見て行こうと思って入ったこともあります。私の通う大学は、学生証の提示で常設展の入館料が無料になる「キャンパスメンバーズ」に加盟しているので、常設展は実質無料、特別展の場合は特別展料金のみで入館ができます。現在開催されている「恐竜展2023」もこれを駆使して行きたいと思っています。

座った姿勢のティラノサウルス。
「バッキー」と呼ばれる彼は国立科学博物館のメインキャストです。
日本初の恐竜骨格展示はこのアロサウルスでした。
1964年のことです。
トリケラトプス。
癇癪を起こすと頭突きの喧嘩をしたと考えられています。
パキケファロサウルス。
頭の硬さは恐竜界随一で、他の恐竜に頭突き突進するという図が有名です。
ステゴサウルス。
背中の棘(スパイク)は防具としての効果もありました。
鎧竜のスコロサウルス。
アンキロサウルスやサイカニアの仲間です。
こない間にできていた新しいゾーンに移設されたティラノの成体。
彼は「スタン」と呼ばれており、世界的にも有名です。

むすびにかえて

 いかがでしたか?長らく「2番目の趣味」としてきた恐竜。最近ではアイドルに押され気味ではありますが、今後も恐竜に関係する展示には行きたいと思っていますし、今後の恐竜関連のニュースにも注目していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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次回の配信は4月8日です。それではまたお会いしましょう。



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