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22,06,06 私と夢の世界

お休みの、映画鑑賞。

今日は「夜は短し歩けよ乙女」。


この映画を見るのは、もう何回目だろう。
それくらいお気に入りなので、何度も鑑賞している。


初めに見たのは、当時映画館で。


見ようと思ったきっかけは、星野源さんが主人公の声優をしていたからと、主題歌がアジカンだったから。である。



そんな動機だったため、原作も読まずに映画館へ向かった。



最初に思ったのは、とにかくアニメーションがポップで可愛らしくて、とても好みだったということ。


あとは、原作を読んでいない私は、展開の早さに、途中置いていかれそうになったということ。

しかしながら、その展開の早さゆえに、1秒とも飽きずにワクワクしながら見ることができたということ。



「夜は短し歩けよ乙女」

というタイトル通り、全て一夜に起こった出来事であるので、常に夜のシーンである。

え!これ全部一夜の出来事なの?!と驚いてしまうほどたくさんのテーマが盛り込まれているが、
そのシーン全てが繋がっているのだと思うと、
とても不思議な気持ちにもなり、
そしてとても温かい気持ちにもなるのだ。


「夜」というのはどうしても、
暗かったり、寂しかったり、心細かったり、
あまりいい印象を与えないイメージがあるかもしれないが、

この作品の中の「夜」という時間は、
とてもワクワクして、楽しくて、まだまだこれからだとでも言わんばかりの印象を与えてくれる。




そして最後のエンディングで流れる
アジカンの「荒野を歩け」。

これがまた最高に世界観とマッチングしていて、今でもアジカンの中の好きな曲ランキングで上位に入るほど、思い入れのある曲である。

どんどん前へ歩いていく、足がどんどん進んでいく、

そういった気持ちにさせてくれる曲調だと私は思う。





その後、原作も読むことができた。

この作品を活字で見るとどんな印象になるのだろうかと思いながら本を開いたが、
そんな不安は1ページ目から遠く彼方へ消えてしまい、
映画館で見た時と同様のワクワク感を感じることができ、あっという間に一冊読み終わってしまった。





今日は何度目の鑑賞だろう。

それでもまだ尚、見るたびに、
夢の中へ連れて行ってくれるような
そんなかけがえのない作品なのである。




今日の1曲は椎名林檎でした。




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