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22,06,07 晴れの日と映画鑑賞

仕事を終え、昼過ぎに帰宅。

今日もいい天気だ。

そんな日は映画を見よう。


今日の映画は、「サヨナライツカ」。

ずっと観たかった映画のうちの一つである。


なぜなら、西島秀俊さんが出演しているからである。


私が作品に興味を持つときは、大体いつもこんな感じなのである。



私は中学生の頃から西島秀俊さんが大好きで、その頃から出演作を観漁っている。


いまでこそ、テレビドラマに映画に、観ない期間は全くないほど大忙しの西島さんであるが、
当時は当然ながら、今ほど出演作も多くなく、テレビドラマというよりはコアな映画によく出演されているイメージだった。

そのため、西島さんを観たいときは、wowowで出演作を探し、録画をして見たりしていたのだ。


西島さんの出演作は、当時の幼い私ではあまり理解をすることができないような内容のものが多く、(作品が悪いわけではなく、答えを視聴者に委ねるような大人向けの内容だったということ。)
なかなか難しいものが多かった。


それでも今となると、西島さんが出演していなかったら見ていなかったであろう映画に幼い頃からたくさん出会うことができた私は、ラッキーだったなと思うのだ。





今回の「サヨナライツカ」も、ずっと観たかった作品の内の1つだったのだが、内容が大人向けだということもあり、レンタルショップで借りるのもなぁ、と躊躇して、手を出していなかった。




私も大人になり、結婚もし、ある程度世を渡り歩いてきた歳にもなったので、
今なら観れるのではないかと、思い立ったのである。

今の世の中にはサブスクというとても便利な代物もあることだし、今日はこれだ!と決めたのだ。




観る前から、これは傑作だとはわかってはいたものの、実際に鑑賞すると、やはりとてもとても、私にとって大切な映画の1つとなった。


まず、映像美がとてもすごかった。
西島さんの色気さ、中山美穂さんの美貌、バンコクの風景の美しさ。

ここは夢の世界か?!と思ってしまうほど、現実離れした世界観が広がっていた。


そして、
「人間は死ぬとき、
愛されたことを思い出す人と
愛したことを思い出す人に分かれる。」

という詩。


25年、豊の「愛してる」を待っていた沓子。
死ぬときは豊に愛されたことを一瞬でも思い出すことができたのであろうか。
そうであってほしいなと私は思った。





何度も言うが、こういうときに私は、西島さんにとても感謝したくなる。

西島さんのおかげでまた1つ、素敵な作品に出会うことができました。

私の人生がまた少し豊かになります。
ありがとうございます。

西島さんと同じ時代に生まれることができて本当によかったです。



少し大袈裟であろうか。
いや、全く大袈裟ではない。
表舞台に立つ人はそれくらい、私たちに影響を与えてくれるほど素晴らしい仕事をしているのだと、私は思う。



今日の1曲は、チャットモンチーでした。


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