見出し画像

産業医の設置義務について考える

北都システム社員限定 Voicy社内報ラジオ「キケルバ(聴ける場)」
平日毎日放送のなかから、金曜配信分「総務部長のぶっちゃけラジオ」
stand.fm ならびに note にて公開しております。

12月は、私が参加している「労務管理コミュニティ TERAKOYA」の
労務 Advent Calendar 2022 とコラボしながらお送りしております。

今日は当番の日ではありませんが、引き続き労務管理ネタを。
本日のテーマは「産業医」
労務管理において、避けては通れない1要素について思うところを。

産業医は、50人以上でも未満でも、必要は必要


労務担当者の1つの壁が「1事業場 50人」
産業医の選任。健康診断の結果報告。ストレスチェックなどが義務に。

でも、50人未満だって、健康診断の事後措置は必要ですし、過重労働だって、メンタル不調だって発生しますし、産業医を必要とするシーンはあるはずなのに、「50人以上で義務」のイメージが強すぎて、「50人未満だと義務じゃない(≒必要ない)」みたいに聞こえちゃうのは、良くないと思うんですよね。

義務だから仕方なく・・・で始めることって、大概カタチだけになります。
ここ、どうにかして欲しいですよねぇ

大体、本社に50人いる会社だと義務で、30人ずつの本社・営業所が5か所ある150人の会社では義務じゃないって、違和感ありあり。
かといって、基準を「30人」にすればいいって話じゃなくて、従業員規模によらず必要な仕組みにしたほうがいいと思うんですよね。

例えば、就業規則を提出する基準(10名以上)とともに、健康診断の結果報告も義務付けさせるようにしてしまえば、産業医と関わらざるを得なくなって、さんぽセンターに相談する流れとかが作れると思うんです。
で、未提出なら「あなたの会社は、健康保険料2倍の刑」にしちゃうとかw
ダメなんでしょうけど、そのほうが健全になると思うんですけどねぇ

続きは、社内報ラジオでお楽しみください


私の会社は、iCAREさんに新しい産業医を紹介してもらいました。
以前はカタチだけと言われても仕方がない運用でしたが、おかげさまで、だいぶ環境改善できました。(それなりにかかりますけどねw)
カタチだけにムダなお金をかけるよりは、きちんとやったほうがいいです。

TERAKOYAは、労務担当者のための無料オンラインコミュニティ
いろんな職場で活躍する労務担当者さんが集う貴重な場です。
皆で助け合う労務相談室もありますので、興味ある方は是非。

労務管理の1つでもある健康経営
ムリなく続ける7つのコツをまとめた、ミニミニ電子書籍を作ってみました
読み放題でご覧いただけますので、よろしければどうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?