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魚子

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#日記

悪夢について

 私が悪夢だと言っているものの映像は、知らない実在しない風景の中目的を持って移動するというものだ。現実もだけど、場所にはにおいが染みついていて、実際相応の歴史がある。例えば壁の汚れは模様ではなく、それに応じた経緯があったのだ。この「知らない街の夢」を見ると、朝起きたら自分の歴史が全く無くなった気分になる。その世界で生きてきたように演じられた疲労感が大きく、夢を見る前まで(現実では)何の風景、どこの

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