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人に会いたくない時の過ごし方

「また、無敵の人が生まれてしまった。」

そういう見出しで書かれたニュースを見た。SF映画好きの私は好奇心からそのページを開いてしまった。
それは、私の思うものと大きくかけ離れるものだった。

無敵の人はいわゆる、社会的に失うものがなく、躊躇(ちゅうちょ)なく凶悪犯罪に及ぶ人間。

そう記事に書かれていた。

外に出るのが怖い、急にそう思ってしまった。そしてその感情の強さは大学4年生ぶりの大きなものだった。

あの時は、いわゆる自分で自分の首を絞めていた。とにかく人に会いたくなかった。バイトやゼミなどどうしても行かなければいけないところには行くのだが、どうも自分がおいて行かれている。その感覚が抜けなかった。自分は人と違う。そして、みんなの感情が敏感に伝わってきていた。

今もそうだ、外に出るのが怖い。周りの人の目や近しい人が期待を込めて話かけてきたり、急に襲われるのではないかという気持ちになる。自分の夢を誰かが叶えていったり、自分の才能の無さに打ちひしがれ、もう全てやめてしまいたいと日々思うこともしばしばだ。

しかし、現実問題そうはうまく行かない。生きるためにお金を稼いで。ご飯を食べていかなくてはならない。(仙豆があればいいのにと何度思ったことか。。笑)

そして何より。ネットを使って文章を公開している私がいうのもなんだが、ありとあらゆるSNSを通して人に会ってしまうのだ。いくら画面上とは言えども視界から入る情報は記憶に大きく残る。

では、人に会いたくない時にどうしたらいいのか。

私に正解はわからないけれど。やってることはある。
まず第一に、外に極力出ないということ。これは基本中の基本。
仕事などでどうしても外に出る場合は、心持ちとしてはとにかく落ち着いて自分は空気だと思い込む。
そして、好きな音楽を聴いて雑踏から遠ざかる。
さらに言えば、マスクの裏側に好きな匂いをつけて匂いも遮断する。
スマホを使わずに電車やタクシーは寝たふりもしくは寝て好きな音楽に酔いしれる。

家に居れるなら、昼だろうが朝だろうが夜中だろうが、風呂に入りたくなったら風呂に入る。感情に従って生きてみる。
本を読んでもいい、酒を一人で浴びるほど飲んでもいい。(自己判断だけどね。。)
ちょっと難しい料理に挑戦するのもあり。
模様替えをして、部屋の掃除をして、いらないものを片っ端から捨ててもいい。

日本に住んでいるとわからなくなってしまうのだが、自分の感情のまま生きるのは良くない。ルールに従わなければならないと思ってしまう節がある。節度と規律のある素晴らしい民族だが、それが息苦しいことも心のどこかでわかっている。

だから、休みの日ぐらい感情に従ってみてもいいと思う。

好きな時間に寝て、好きな時間に起きて。

好きなことを過ごす。誰に何を言われようと私は私。


そうやって疲れた心を癒してあげよう。

誰よりも自分を愛していいのは自分なんだから。

では、皆さまご機嫌よう。


hrys

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