パッケージが格好良すぎて感動した話
ふと黒く煌めいた「東京 銀座」の文字に気づいたとき、
名前はとりあえず英字にしておけば格好良くなるという考えが否定されたと同時に、漢字の渋いかっこよさに誇りを抱いた。
〜パッケージが格好良すぎて感動した話〜
黒地の上に長く伸びた赤い一本の線、白色の「SHISEIDO GINZA TOKYO」。
さっきまで化粧下地が入っていた、情報量の少ないその箱からは、昔からあるブランドの風格が滲んでいた。
しかし、英字で書かれたそのブランド名と商品名。そして「MADE IN U.S.A.」の表記を見て、日本のブランドなのに全然日本のじゃないなと思った。
そう思いながら、箱の向きをコロっと変えた瞬間。
「東京 銀座」が煌めいたのだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?