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どんな自分も自分

優しいね、気が効くねと言われることがある。
嬉しい気持ちもあるが、何か引っかかる部分もある

僕は常に周りの目を気にして行動していることが多い。
特に職場やあまり親しくない友人と過ごしている時だ。

何か期待に応えたい、使えない人間だと思われたくない、嫌われたくない、など人目を気にするもう1人の自分がいる。

もちろん僕は常に周りに気を使い優しくすることを心がけており、自から進んで行う気遣いや優しさに相手が喜んでくれたり、感謝してくれたりするとても嬉しい。

しかし周りの目を気にしすぎるあまり自分の意見を言えなかったり、お願いされて嫌なことなど無理をして気をつかってしまうことがある。

今自分の意見を出したら空気を乱してしまう。
このお願いを受けなかったら嫌われてしまう。などいろんなことが頭に思い浮かぶ。

事が起きる前はこの自分がダメだという事は理解しているのだが、いざその場面になると自然と体が動いてしまって何から何まで引き受けいい人を演じ「またやってるよ自分」と事が終わって後悔する事がある。

しかしそれに対して感謝をされたり喜んでもらえるとやってよかったなと思えるのは事実だ。

最近では少し自分の意見や思いを伝れるようになってきたかなと思うが、でもやっぱり周りの目を気にしてしまう。

こんな自分を少しでも変えたいと色々と考えるなかで、こんな自分を少し認めてあげたらどうだろうかと思えてきた。

職場での自分
友人といる時の自分
彼女といる時の自分
家にいる時の自分

時と場合によっていろんな自分が存在する。
いい自分も悪い自分も結局は自分であって、何かうまくいかない時もネガティブにならず決して自分を嫌いにならなくてもいいのではないか

僕は普段なにかうまく行かなかった時、「こんなこともできないのか」とネガティブ思考になってしまい、自分がきらいになる。
そんな自分に絶望していてもいい解決策が生まれない。

でもそんな自分を自ら受け止めてあげることで、素直に物事を考えることができる。
そして今自分になにが必要なのか考えることができ、何かいい解決策が浮かんでくるのではないだろうか。

どんな自分も結局は自分だ。