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2023年6月11日J1リーグ第17節ガンバ大阪対FC東京試合観戦の感想

水曜の天皇杯、高知ユナイテッドSC戦では酷い試合内容と結果をガンバサポーターにもたらし、絶望のズンドコに陥れてしまったガンバ大阪ですが、泣いても笑っても週末になればまたリーグ戦がやってきます。

今日の相手はFC東京。今年のルヴァンカップでは1勝1敗なのでそれほど相手として悪いイメージはありません。

スタメンは新潟戦から石毛とダワンを入れ替えた格好ですが、これが現状のベストメンバーであることは間違いありません。

今日の大阪は天気が心配されながらも朝のうちに雨は止み、曇り空でのキックオフとなりました。

前半開始から、ラヴィ・佐藤・福岡の間で受けるディエゴオリベイラに手こずりましたが、すぐに佐藤が当たるようにして相手の攻撃を抑えることに成功。

ガンバはDFラインからでも、相手の両サイドの裏のスペースにボールを蹴り込むことで、東京のラインを押し下げます。こういう展開はリーグ戦では3試合連続でしていますが、惜しむらくは天皇杯でやらなかったことです。

さて、カウンターからアラーノのシュートが弾かれて得たCKを、佐藤が折り返してジェバリが落ち着いて蹴り込んでガンバが25分に先制します。

さらに29分、ガンバの攻撃をなんとかしのいだ東京の守備陣が緩んだ隙に、半田がすぐにスローイン。受けたダワンが狙いしましたアーリークロスをピンポイントで入れ、合わせたジェバリがワールドクラスのヘディングシュートを叩き込み追加点ゲット!

さすがのチュニジア代表と言える圧巻のゴールでした。

思うように進めたガンバが前半は2-0で終えます。

そして後半、FC東京は長友に代えてアダイウトンを投入し前掛かりに攻めてきますが、自陣からのラヴィのフィードを半田がスピードで抜け出し、受けたアラーノのクロスに山本悠樹がDFと一緒に潰れたこぼれ球を走り続けた半田が押し込んで3-0!

1点目につながるカウンターもそうですが、こういう手数をかけずにゴールまで行く攻撃があってこその攻撃的なサッカーだと思うのですよね。

その後、試合が荒れ模様にもなりそうな状況でジェバリが警告を受け、さらにアディショナルタイムに余計な失点もしてしまいましたが、3-1で試合終了。これでリーグ戦では3連勝となりました。

最後、アダイウトンを怪我させるファウルをしたためにレフェリーにマークされていたジェバリをさっさと下げなかったのはポヤトス監督のミスだったと思います。もったいない警告を受けてしまい、次節出場停止になってしまいました。

ジェバリとネタラヴィのキープで局面を打開出来るのは本当にチームにとって攻守の要になっています。そのうちジェバリが不在のルヴァンカップの大阪ダービーと、その後のリーグ鹿島戦をどうやって戦うか、時間はあるのでポヤトス監督の選択と決断に期待したいところです。

内容としては、やはりポゼッションにこだわらなければ普通に勝てるのですよね。多分、中位以下の相手にこのサッカーが出来ればほぼ勝てます。これを続ければ少なくとも、7位8位くらいまでは悩まずに上がっていけるはずです。

せめて35ポイントくらい勝ち点を稼げばJ1残留は間違いないでしょうし、そこまで取ってからポゼッションサッカーを試行錯誤してみたら良いんじゃないですかね。

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