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ガンバ大阪の社長交代

少し前の話ですが、ガンバ大阪の代表取締役社長が変更となりました。

株式会社ガンバ大阪 代表取締役社長 山内隆司の退任、 代表取締役社長に小野忠史就任、取締役に和田昌裕就任のお知らせ
https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/10971

もう前任となってしまいましたが、山内前社長のときは新しいガンバの苦難の時代でもありました。

新スタジアムが出来た時からの社長で、その4年の間はサポーターとしては喜びよりも悔しさの方が多かったようなチーム状態でした。新スタになってからなかなかホームで勝てなかったり、16年はルヴァン決勝で浦和にPK戦で負けたりしたのはまだマシな方で、17年は長谷川監督の退任が決まった後に数ヶ月間勝てなかったり、18年はクルピ監督の時に苦しみ宮本監督になっても低迷して結果的には残留したものの、翌19年にも残留争いに巻き込まれ、また毎年のようにレギュラーになった期待の若手がどんどんヨーロッパに移籍していきました。

その間、サポーターとしてはストレスもありクラブの姿勢やそれこそ社長にまで怒りの矛先を向けてしまいましたが、今になって思うと門外漢のサッカークラブ経営というのも大変だったと思いますし、残留争いの中でいろいろと罵倒もされてきたかも知れません。そのことは申し訳なく思います。

結果的に2年連続残留争いをしたといっても、終わってみれば両年共に中位でフィニッシュしましたから、その点は悪くはない結果だったと思いますし、昔のガンバと今のガンバの違いもあるし、他クラブ含めて日本の若手選手を根こそぎヨーロッパに持っていかれているような状況ではチーム強化も難しくなったと思います。

次の小野社長には、観客数増加・サポーターの顧客満足度アップ・経営の安定化と一層の売上増加といった当然の目標に加えて、タイトル奪還・再度の強豪入りがどうしても求められます。

今年は開幕戦でディフェンディングチャンピオンの横浜F・マリノスにアウェイで勝利という、素晴らしいスタートを切ったにもかかわらず、コロナウイルスのために長くJリーグが休止しています。この状態が続けばリーグ戦の一部中止・強制終了や今シーズンそのものの消滅ということも起こりかねません。無観客試合での再開がされるのならよっぽどマシな方でしょう。

新任なのにいきなりとんでもない逆境スタートとなってしまいましたが、小野社長にはまたガンバを、そしてJリーグやサッカーを応援して観戦することの楽しみや喜びをもたらしてくれることを期待しています。

それとさらっと書かれていますが、元ガンバ大阪の選手である和田さんが取締役にもなりました。

【G大阪】和田昌裕氏が強化スタッフに就任。25年ぶりの古巣復帰
https://soccermagazine.jp/j1/17337917

去年まではツエーゲン金沢のアカデミーにいたんですね。タイに行っていたこととかサンガの監督をしていたとか、その前に神戸にいたのは覚えていましたが。OB選手がクラブの経営陣に加わるのも他クラブでは増えてきました。有名どころは札幌の野々村社長ですが、ライバルのセレッソでは既にモリシが社長をやっていますね。ガンバもいずれはOBが社長をするようになるのでしょうか?

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