2024年4月6日J1リーグ第7節コンサドーレ札幌対ガンバ大阪テレビ観戦の感想

今日はアウェイ札幌戦ですが、NHKBSでやっているのでDAZNではなくテレビで観ることにします。DAZNは同時間に行われるJ3リーグ大宮対FC大阪と宮崎対奈良の試合にして、さらにLeminoでもJ3の鳥取対福島、沼津対岩手を視聴します。

ちなみに岩手FWのオタボーケナス選手の文字を見る度に、「オタケボーナス」に空目してしまうのは私だけでしょうか。

ともかく、水曜の試合で京都と引き分けたガンバは怪我人続出かつ中2日という厳しい状況の中、ポヤトス監督がスタメンを7人入れ替えました。

注目はジェバリの先発出場ですね。宇佐美がこれまで先発で攻撃を牽引してきましたが、ジェバリによって又違う攻撃の形が見られることを期待します。

対する札幌はここまで1分6敗と勝利無し、ガンバが2勝3分で無敗なのと対照的ですが、いざ試合が始まると丸っきり予想と異なることも多いのが怖いです。

前半の最初から札幌に攻められますがなんとかしのいだガンバですが、坂本のシュートなどあったものの、全体的には五分というか、55パーセントくらい札幌のペースで時間が進みます。

20分には札幌の小林祐希の直接フリーキックを一森が見事に弾き事なきを得ます。

ガンバにとっては重い雰囲気が続く前半ですが、一つの理由としては前線で効果的な守備をしていた山田康太の不在があるでしょう。彼の離脱は痛い。あと、ネタ・ラヴィがいないのも中盤でのボール奪取に差が出ます。

30分、中野が倒されて得たガンバのフリーキックはジェバリが蹴り、ポストに当たって惜しくも入らず。その直後のCKも福岡が決めたと思ったがオフサイド。

徐々にガンバが札幌の圧力を跳ね返し始め、チャンスが生まれてきました。これを決めるかどうかで勝ち点が1か3になるのですが、過去2試合は1になっていました。

ただ、ガンバのチャンスがカウンターとセットプレーだけであり、それは過去5試合もそうなのですが、多分ポヤトス監督の本分であるパスサッカーとは違うのでしょうね。

結局前半は0-0で終了。45分通じた全体で見ると札幌ペースでしたが、ゴールに最も近いチャンスはガンバの方が多い前半でした。

後半は交代無しで始まりましたが、ガンバはいつ宇佐美とウェルトンを投入するかが鍵となります。その前に得点するに越したことはありませんが。

後半3分、坂本のシュート次いでジェバリのシュートはいずれも決まらず。前半に続いてビッグチャンスだったのですが、こういうのを決められるようにならないと上位にはいけないですよねえ。

16分に食野からウェルトンに交代するも、19分には札幌荒野のシュートがクロスバーを直撃。

22分には黒川、石毛、宇佐美が入り、坂本、倉田、ジェバリがベンチに下がりました。札幌も3人代えていたので、両チームとも大きく動きます。ガンバは3バックですかね。

しかし先制したのは札幌。NHKBSの映像では何故かガンバに得点が入りましたが、ガンバの圧力がかからなかったタイミングで完璧なクロスからヘディングシュートを決められてしまいました。

開幕6戦未勝利と開幕戦無敗の対戦でこの展開ですから、サッカーというのは難しいものです。

ガンバ5人目の交代はネタ・ラヴィ。鈴木に代わって入りました。個人的には中盤でのボール保持のためにもうちょっと早めに入れた方が良かったかなとも思いますが。

37分、ゴチャゴチャした中で決まったかと思いきや、黒川のオフサイドでゴール取り消しもあり、なかなかガンバにとって重いビハインドがのしかかります。

結局、その後はろくなチャンスも無く1-0のまま試合終了。ガンバは今季初黒星となりました。

ガンバはここ数試合、流れ的には新潟戦・磐田戦がピークで、広島戦、京都戦と続けてサッカーの質的には落ちてきました。そしてこの札幌戦でももう一ランク落ちてきた感じです。それでも得点チャンスはいくつかあり、そこで決め切れていれば勝ち点を1どころか3稼げていたはずです。

チャンスメイカーとしてのウイングにはウェルトンがいますので、後はチャンスで決めてくれるFWがいると良いのですが・・・。

去年ほど、ポヤトス監督を批判する気にはならないですが、劣勢になったときに選手頼りになってしまうのがやっぱり気になるなあ。

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