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ゴールドラッシュのGPU不足と燃料豊富なParler

仮想通貨のマイニングのために自作パソコン用のビデオカード、特に高性能なものが使用されるのですが、昨年後半あたりから急上昇するビットコイン価格に釣られてか、ネット上でも秋葉原などのPCショップでもビデオカードが軒並み品薄になっているそうです。

ビットコインがどこまで値上がりするのか、あるいはどこかで急落するのか誰にも分かりません。もしかしたらディープステートとか闇の結社とかなんやかんやと世界を牛耳っている人たちには分かっているのかも知れませんが、少なくとも私には分かりません。

現代のゴールドラッシュと言える仮想通貨マイニングブームは、ビットコインや多くの仮想通貨が大暴落でもしない限りはずっと続くでしょう。むしろ、暴落したらかえって今が狙い所だと思った人がさらに参入してくるかも知れません。

19世紀のゴールドラッシュでツルハシやジーンズを売った人と同じ立場にいるのは、半導体メーカーのNVIDIAでしょうか。マイニングのためにビデオカードを買い占める人が多すぎるために、こんな対策を立てました。

GeForce RTX 3060は“ゲーマーに届く”。マイニング性能を半分に制限
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1307428.html
NVIDIA、マイニング専用GPU「CMP HX」投入。ディスプレイ出力なし
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1307502.html

自作パソコン特に重いゲーム用のためのGPUと、仮想通貨マイニング用のGPUに分けて販売するということですね。

ゴールドラッシュで売られたツルハシはその後も土木工事などで使われたのでしょうけれど、マイニングブームが終わったらマイナーに買われたビデオカードってどうなるんでしょうね。

少なくとも、世界中で中央銀行が資金をジャブジャブ供給している限り、株高も仮想通貨高も続くでしょう。材料というか燃料を供給している感じですが。

燃料と言えば、SNSでもヘイトなり失言なり燃料を供給すれば炎上はいくらでも発生し続けます。

ちなみに、先日Amazonやアプリプラットフォームや決済業者から排除されたParlerが、復活していました。アメリカで保守的というか右寄りというか色々アレな人が集っているSNSとして有名になってしまいましたが、マネタイズってどうするんでしょう。

ともかく、ログインしてみましたが若干、表示は変わっています。それよりも自分が過去に投稿した内容が消えてしまっているのですが、前の時はAWSの中だけでバックアップを簡潔させていたんですかね。まあ別に何か大事な投稿をしていたわけでもないのでどうでもいいのですが。

個人的にはまたいつParlerがネット社会から排除されるか、ということが一番気になっています。他人の権利や自由を侵害する主張をする権利や自由は認められるのか、というジレンマを非常に分かりやすく体現している存在ですので、良い指標になりますね。

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